武ニュースDiary


* このサイトはリンクフリーです。ご連絡はいりません。(下さっても結構です。^_^)
* 引用は、引用であるとわかる書き方なら、必ずしも引用元(ココ)を表示しなくても構いません。
* 携帯からのアドレスは、http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=23473 です。
* 下の検索窓(目次ページにもあり)からキーワードでDiaryの全記事が検索できます。
* バナーは世己さんから頂きました。
* Se inter ni estus samideanoj, kontaktu al mi. Mi elkore atendas vin, antauxdankon!


目次前の記事新しい日記


2015年06月18日(木) ジョン・ウー、アクション映画への回帰

芸能業界の情報通らしい扒圈圈という微博主が、
ファンの「金城武は今何してるの!?」の質問に答えて、次のように答えています。→
 ここ


城武は易経と中国医学の勉強に忙しい。
彼はひっそりと静かな生活を好んでいて、人前に多く露出するのは彼に合っていない。
ジョン・ウーが10月頃撮り始める映画「追捕」が彼をキャスティングし、交渉もほぼ終わっている。
聞くところでは、大帥哥の金城武はまだ独身で、恋愛には自信がないそうだ。


この人の言うことはたいてい正しい、と中国のファンは言うのですが、どうでしょうか。
ジョン・ウー監督が「君よ憤怒の河を渉れ」のリメイク版を制作することだけは確かで、
それについてのアメリカの記者によるインタビューの記事が出ています。
金城武出演か否かは別として、興味深い内容なので、以下に。



ジョン・ウー、アクション映画の夢を再び
米国マスコミのインタビューで、「追捕」リメイクの理由を語る


スタイルの違う映画をいくつも手掛けてみた後、
ジョン・ウーはついに最も得意なアクション分野に戻ってきた。
今回、彼は日本の名作映画「追捕」のリメイクを選び、スター高倉健への敬意を示す。


976年製作の日本映画の名作「追捕」をリメイクすることは,
ずっとジョン・ウーにとっての夢であった。
今、まさにその撮影が始まろうとしている。
これを機会としてジョン・ウーは、その看板となっている"暴力美学"を再び見せるかもしれない。

先日、ジョン・ウーは米国マスコミのインタビューにこたえ、「追捕」リメイクへの志を語った。
1つはスター高倉健への敬意、もう1つは、ここ何年か異なるスタイルの映画を手がけたのち、
彼は最も得意とするアクション映画に戻るのだということだ。
ウー監督はハリウッドへの復帰を考えているとさえ口にした。

新版「追捕」は今年秋に撮影を開始、69才のジョン・ウーは韓国に赴き、
中韓合同チームで映画を撮るといわれている。

――「追捕」リメイクの理由は何ですか?

ジョン・ウー 高倉健は、私が世界中で一番好きな俳優の1人です。
私の憧れであり、私の映画制作に大きな影響を与えました。
「英雄本色(男たちの挽歌)」でのチョウ・ユンファのイメージは高倉健が元になっています。
彼に敬意を表す映画を撮りたいのです。

――ここ数年、あたなはたくさん色々なスタイルの映画を撮ってきましたね。
新版「追捕」はスタイル上は早期の作品に近いのでしょうか?


ジョン・ウー はい、新版「追捕」は「喋血双雄(男たちの挽歌・最終章)」と似たものになるでしょう。
同時にヒチコック風のミステリー要素もあります。もちろん、恋愛映画でもあります。


――ハリウッドに復帰するおつもりは?

ジョン・ウー いつでもそのつもりです。「太平輪」の撮影に忙殺されていたため、いい話をもういくつも断っています。
が、まだ待っていてくれるのです。
事実、私のマネジャーはずっとよい脚本を探してくれています。私はハリウッドが好きなんです。

――アジアの映画制作とハリウッドで一番大きな違いは?

ジョン・ウー ハリウッドでは、もっとみんながプロです。誰もがものすごく仕事に打ち込んでいる。
しかし、中国では映画制作業は始まったばかりで、多くの面でまだ混乱があります。
多くの映画は適当に人をばっと集めて作るので、よい人選になる場合もありますが、
プロフェッショナルではなくなる場合もあり、安定していません。
このことが映画作りをさらに難しくしていますし、お金も余計にかかります。
それに流言飛語の世界です。

――リメイク版はあなたの監督生活の新しい第一歩になるのでしょうか?

ジョン・ウー 私の以前の監督スタイルになるでしょうね。
もう一度アクション映画が撮れることは本当に嬉しいです。
実際、この映画はアクションの他にもたくさんの要素があって、実は大変ロマンティックな作品なのです。
もう大作を取るのはもううんざりしました。以前の状態に戻りたいと思います。
お金はあまりないが、こぢんまりした優秀なチームと一緒に本物の映画を作り上げることができるという。
金がかけられればかけられるほど、捜索の自由はどんどん失われます。
ときには我慢できないほどのプレッシャーがかかることもあります。

――現在、米国とアジアの共同映画製作があちこちで語られていますが、
この方式には興味はありますか?


ジョン・ウー 興味はあります。良いことだと思いますし、
私たちの映画のマーケットを大きくする助けにもなります。
しかし、双方ともを満足させるテーマや脚本は非常に難しいですよ。
欧米の観客のことを考えると、欧米の俳優を多く出さないといけなくて、
中国人俳優の出演は少なくなり、中国の観客を満足させるのは難しいですから。
(Mtime時光網 2015.6.15)



   BBS   ネタバレDiary 19:00


前の記事あさかぜ |MAIL

My追加