武ニュースDiary


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2013年12月14日(土) 陽明山での撮影(太平輪)●東森新聞、りんご日報

11、12日のニュース続き


、陽明山に行けば、大帥哥の金城武とばったり出あうチャンスがある。
彼は国際的大監督ジョン・ウーの新作「太平輪」に出演中なのだ。
その舞台の一つが陽明山の冷水坑である。
昨日から、金城武と日本の女優長澤まさみは、
9度という寒さのススキの草原で愛を語っている。
午前に東森新聞も2人の撮影中の姿をキャッチ、
金城武は日本統治時代の軍服、長澤まさみは白い半そでのワンピースを着ていた。
2人の他、大陸の二枚目ホアン・シャオミン、金馬奨最優秀女優チャン・ツーイー、
それに韓国の女優ソン・ヘギョも、次々撮影に加わる。
超強力キャストと言っていいだろう。

門口で行ったり来たり走っているのを良く見れば、大帥哥の金城武ではないか?
東森のカメラは、ジョン・ウーの新作出演中の彼をキャッチした。
軍帽をかぶり、黒い上着を着て、白の洋服を身につけている。
40を超えたといえど、かっこよさは変わらず、身辺には当然美女が欠かせない。
草原の別のシーンで、金城武は長澤まさみの手を引いて、走り、戯れており、
恋愛のシーンのようである。
長澤まさみは半袖のワンピース姿で、寒風の中、輝くような笑顔を見せているが、
口元はやや震えているようである。
というのも撮影現場は陽明山冷水坑の頂上で、風が非常に強く、気温はわずか9度、
かたわらのスタッフを見ると、ダウンかウインドブレーカーの出で立ち、
ジョン・ウー監督さえ厚い綿入れを着こんでいるのだから。

木造家屋に竹の垣根のこの2階建ての屋敷は、日本統治時代の台湾を再現したもので、
長澤まさみは日本軍と共に台湾にやってきた財閥の令嬢役、
ここで台湾の医学生、金城武と出あい、物語はまさにそこから語り起こされる。
金城武、長澤まさみのほか、ホアン・シャオミン、チャン・ツーイー、韓国のソン・ヘギョも
次々と撮影に入る。超強力キャストと言っていい。

もちろん撮影現場も世界レベルで、撮影現場から200メートルのところには見張りが1人、
時折無線で状況を報告している。
撮影場所から100メートルのところには10数人の保安要員が人垣を作り、
指揮棒を掲げて交通整理に当たっている。
見知らぬ人間が近づくや、保安要員は飛んでいって追い払う。
検問は厳重で、映画の中身が外に漏れないようにしているのだ。
しかし、現場には遮蔽物がないので、少なからぬ登山客がそこを通りかかって立ち止まり、
金城武ら大スターと目を合わせるチャンスもある。
東森新聞 2103.12.11)


ョン・ウーの新作「太平輪」は14.5億台湾元をかけた大作である。
撮影隊は昨日、陽明山で、金城武と日本の長澤まさみのシーンの続きを撮った。
気温は6度しかなく、金城武は寒さのあまり、カットがかかると、
すぐに手を猛烈に擦り合わせて温め、鼻をこする。
長澤まさみはもっと大変で、ワンピースが薄いものだから、
ひとたび寒風が吹くと、お尻の形が丸見えだ。
幸い2人は手をつないだりふざけあったりで、ヒートアップ。
100名を超える全スタッフの中でも長澤が一番薄着であったが、笑顔も一番であった。

「太平輪」はここ10年、台湾で撮影された映画の中でも、
最強のスターの顔触れで、注目を集めている。
しかし撮影班も、俳優の演技中の姿が面に出されないよう気をつけており、
金城武、長澤まさみ、そして監督のジョン・ウーがテントを出るときには、
撮影隊の車が出口に横付けし、かつ2、3人が傘をさしかけて、見えないように遮るのだ。

昨日の朝6時、金城武と長澤まさみらは次々と身支度を終え、
ホテルを出て陽明山へ出発した。
昼前には、既に数社のマスコミが現場に入り込み、
さらに台湾、香港、中国、日本、韓国など各国のスタッフが行ったり来たりしている。

長澤まさみはリハーサルで、金城武と談笑していた。
本番では、ロマンチックに彼に手を惹かれ、ススキの原をゆっくり歩きながら、
春風のような満面の笑顔はさらに甘やかだ。
この笑顔は演技の中のことと思っていたら、なんとカットがかかるたび、
金城武は普段のまじめな顔に戻るのに、長澤はずっと楽しそうに笑っているのだ。
休憩用のテントから出て、山道をロケ現場に歩く途中も、ほとんど笑顔を絶やさない。

気温はひどく低く、カットの声がかかって、フィルムチェックや
カメラ位置の移動などのちょっとした合間、
長澤はいつもスタッフにコートを着せかけてもらっていたが、
金城武は薄いコートの衣装のせいか、全部撮り終わってから
やっとアシスタントがコートをかけていた。
彼がカメラに映らないときはしょっちゅう手を猛烈にこすりあわせ、
頬をふくらませて息を吹きかけているのも無理はない。
一度などは体が冷え過ぎてかがみこんでしまったのが、可愛かった。
(ちょっとちょっと、私の武は寒がりなんだ!)
記者は合間をつかまえて彼に、長いこと台湾での撮影がなかったが、
今回の感想はどうかと聞いてみたが、彼は寒さのため車に急いで乗ろうとしたようで、
答える暇がなかった。

昼食後、2人は再び撮影、金城武が日本家屋から出てきて傍らに身を隠したので、
長澤まさみはすぐ見つけられず、大声で彼の名を呼ぶ感動的なシーンだ。
このほか、香港の林保怡も昨日同じ場所に現れた。
彼はにこにこしながら、「寒いねえ、でも台湾で撮影ができるのはとても嬉しい。
今回は1日だけで、明日は帰る。月末にまた来るよ」と言った。

撮影班は公園管理所から広いススキの野原を1カ月も借り上げており、
近くの駐車場にコンテナと、出演者とスタッフの休憩用にテントを設置した。
さらに発電機を使ってテント内を暖房している。
テントは撮影する野原と日本家屋からは300メートル足らずなのだが、
ジョン・ウー、金城武、長澤まさみは専属のキャンピングカーで送り迎えをしている。
そしてまずそれぞれのスタンドインを使ってライティングを済ませてから、
役者の登場となるのである。

リュック・ベッソンが台湾でロケした際の混乱に比べ、
「太平輪」の撮影隊はマスコミの来訪に対し、
節度と撮影への過度な接近をしないよう求め、
決して荒々しく追い払うことはなく、友好的な関係を維持している。
情義に厚いジョン・ウーの撮影隊は、お湯としょうが湯を提供してくれているが、
いかんせん、何にもないところでどうにもしようがなく、ある記者などは凍えて空腹のあまり、
家族の熱い麺を山まで持ってきてもらうという面白い風景まで出現していた。
台湾りんご日報 2013.12.12


   BBS   ネタバレDiary  23:50


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