武ニュースDiary

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| 2007年01月18日(木) |
時尚健康12月号�� |
「傷城」に関係してたくさんの雑誌が出ました。 香港の「JET」は、「如果・愛」のとき、ご紹介しましたが、 今回は、直接取材していないし、内容的にも他のものとの重複が多く、 わざわざご紹介するまでもないと思います。 ただし、写真は最高です。
比較的早い時期に出た大陸の「時尚健康(別冊/・クリスマス特集)」は、 けっこう他にない内容も含んでいます。 でも、ときどき挿入される、インタビュアーの冗談めかした独白が、 そんなに効果的でない上に、個人的にあまり好きになれないので、 すっぱり切りました。 後半、害のない部分はそのまま生かしましたが。 多分、3回ぐらいに分けて。

「傷城」の恋人 金城武
大S:「どうしてこんなにかっこいい人がいるのかしら。 かっこよすぎて人間じゃないみたい」 黒木瞳:「その目に恋してしまいそう」 蔡康永:「まるで宇宙人のようなかっこよさ。 彼がいると、周囲を震動させる磁場が生じるようだ。 彼はその致命的な魅力に、自分では全く注意を払わない。 木が自分の作り出す影に完全に無関心なように」 小S:「彼が控え室に入ってきたの。 言うけど、おしっこが出そうになったわ」 (一緒に番組の司会をしていた)康永は、あやうく椅子から転げ落ちそうになった ――十分だ、私が何を言うまでもあるまい。 おわかりだろう、これこそ、彼である。 金城武がやってきた。
私は以前、彼の日記の忠実な愛読者であった。 後に彼はブログを閉じてしまった。 自らの手で別れを告げた。 公式の理由は、時間がないということだった。
時が経ち、彼は30歳になった。 哲学に触れているらしい。 彼の哲学書に対する興味は強く、 マンガのアイドルを放り捨ててしまったほどだ。 私は少しばかり辛かった。 マンガ好きの男というのは彼らしかったし、 私の心にいたあの頃の彼と私たちらしかったからだ。 けれども天秤座の彼はいつも揺れているから、 彼が次の瞬間に何を考えているのかは、永遠にわからないのである。
私たち、彼を好きな女性なら、誰でも彼と恋をしたいと思っている。 しかし、彼との恋愛は、多分辛いことでもあるだろう。 なぜなら、彼はひどく寂しがりやだからだ。 彼があまりに素敵過ぎるから、女達はその彼のためなら、 養ってもらわずとも自分の面倒は自分で喜んでみるし、 1人でおしゃべりしたつもりにもなるし、 自分の将来は自分で考えてもいいと思うほどなのだが、 いかんせん、彼はなんとしてもなびかず、 何かと言えば日本にトンズラし、あなたとの間に線を引いてしまうのである。
自分に恋するなと、彼ははっきり忠告してきたし、 自分はみんなが思うような完璧な人間ではないと言っている。 街をぶらぶらするのが嫌いで、着る服は全部家族が送ってくれるもの、 その上いったん着たら3年は着続ける。 だからパンツはどんどんセクシーになる。 洗濯を繰り返して縮むのできつくなるからだが―― ひょっとして、完全に虜にするためにはまずそっけなくするものらしいが、 そのためなのか、それは誰もわからない。 いずれにしろ、女達がますます彼を好きになるのは止められないのだ。
今年、彼は33歳になった。 私たちはもはや若くはない。 彼を見ても、心の中で微笑むだけ。 すでに次の若い子達が、彼に歓声を浴びせている。 彼は、私たちとは相変わらずどっちつかず、 なのに少しも年を取らないかのように人を惑わせ続けている。 すべての愛の神話と同じように。
武の日記1――
最近はテレビを見るのを辞めました。 なんか日本も台湾もそうだけど、良い事無い。 強盗やら殺人やら強姦やら、やら、政治がどうたらこうたらとか、 ヘンな番組やら、よく分からんドラマやら、やら、 テレビ見ると、なんか胸が痛くなるのだ。 ま、だから、テレビ、見ない。 禁テレ中。
――ちょうど映画のタイトルの「傷城」、シンプルで悲しい都市のように、 誰でも悲しいことを抱えていると思いますが、 あなたの心に残っている悲しいこととはどんなもの?
武 「傷城」は傷つくことの物語です。 誰でも傷ついているでしょう。 傷ついたとき、激しくそれに反応する人もいるし、 傷つくことの中で学んで成長する人もいる。 ぼくもみんなと同じように、いやなことにぶつかったことがあるけれど、 ぼくの対処の仕方は、すぐ忘れることです。
――それは、今は悲しいことは覚えてないってことですか? 思い出せないんですか、それとも話したくない?
武 それは……悲しいことはありすぎて、どうしたってパッと思い出してしまいますね。
――では、まずお決まりの質問からいきます。 「傷城」という映画をどう評価しますか?
武 「傷城」は初めは悲しい感じがするけれど、 全体的に見れば、前向きな映画だと思います。
――仕事の報告書みたいに、なんでそんなに弁証法的な答えなんですか。 「我々の仕事は多くのこんなんにぶつかったが、 全体的には進歩した……」という感じですよ。
武 (笑って)あなたはそういう報告書を書くのにたけているようですね。 ぼくは本当に、映画全体はタイトルほど悲しいものではないと思うんです。
――「インファナル・アフェア」は超えられたでしょうか? どちらも同じ監督、同じきゃくほんか、同じ眼で殺すトニー・レオンでしょう……
武 見てごらんなさい、わかるから。
――「傷城」で演じた警官は好きですか? 自分と似てる?
武 彼は実際すごく矛盾してると思う。 現実から逃避しているのに、 同時に見たくないものを追いかけようとするんだから。 その点がぼくと少し似ているかな。 彼の現実逃避のやり方は、酒の力で自分を麻痺させることなんだけど、 それは似ていない。 (続く) (小八・文/時尚健康 2006年12月号)
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