武ニュースDiary


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2006年03月08日(水) 「南極」、大陸で放映��

中国大陸のテレビで、�狷邏豊瓩�放映されたそうです。
この番組は淡々として見えるけれど、独特な魅力があって、
一緒に南極旅行を体験しているかのような気持ちになり、
2時間と長いものですが(地上波のときは1時間)、つい見てしまいます。

中国でどのように受け止められたか、興味津々ですが
ブログやファンサイトを見ると、やはり感動を呼んだようです。
先に、金城武のファンではない人の文章を2つ。
(日本でも、ファンというわけではない、長門裕之や銀色夏生が
感銘を受けたことを書いてますね……「金城武を語る」参照)



金城武の印象

CCTV10の番組がとても好きだ。
一般向け科学番組やインタビューなどに惹かれる。
数日前、「PEOPLE」で、金城武のインタビューを見た。
正直、彼に対する印象が逆転したといってよい。

私のスターに対する態度は、割に理性的な方と言うべきだろう。
おっかけに夢中になったことなどない。
好きなスターに対しては、ただ、楽しみ、出演番組に注意し
その歌を聴き、彼(彼女)の書いた本を読むといったものだ。

金城武は、率直に言って、もともとあまり好きではなかった。
彼から受けるイメージは、ハンサムで、�牴嵒哭瓩隆兇犬�した
(金城武のファンのみなさん、怒らないで)。
また、彼が日本語をペチャクチャしゃべっているときは、
いつもきっといやだと思うのだった。
なぜかというと、いくら半分日本の血が流れていようと、
私の頭の中では、彼は中国人だと感じていたからだ。

その日の「PEOPLE」は、私に彼の別の一面を、
とても素晴らしい一面を見せてくれたと言える。
彼が率直な性格で、積極的で、人生を愛していることがわかった。
彼がカメラに向かって語った話を聞き、思いがけず、同じだ、と感じた。
申し訳ない、ここでその全てを書くことはできないが、
大体の意味は、生きているなら、あちこちに行き多くのものを見、
この世界の色彩を楽しむべきだというようなものだった。
もちろん、彼の言葉の方がもっと素敵で、もっと心を動かし、
私を感動させたのだが。

「PEOPLE」は、金城武が世界各地から集まってきた人たちと一緒に
南極に旅行した記録である。
何日もの航海の後、やっと南極に着く。
ブラウン管にはこんな画面が現われる――
はるか遠くに氷山が姿を見せる。
海面には氷がぷかぷか漂っている。
突然、そう遠くないところで、鯨が巨大な尾を海面にひるがえした。
まるで小山のように。
人々は歓声をあげ、金城武も興奮して喜びの声をあげる。
そしてジョークを言うのだ。「さ、帰ろうか、思い残すことないよ」

私はその場にいたのでないのに、そんな風景、そんな感情に
深く深く感染してしまう。
この気持ち、この景色、この人間は、美そのものと言ってよかった。
(悠遊順境 2006.2.27)


金城武、シンプルで透明

金城武は、大人の女性から少女まで、そろって黄色い声で叫ぶ名前である。
いや、それだけではないかもしれない。
蔡康永が、めったにないくらい綺麗な人間だと言っている!
この中日ハーフの男は、あまり映画に出ず、行動も控えめだが、
それでも人は忘れない。

美男子は大勢いる。どういうタイプを好むか、基準は様々だ。
だが、花はいつまでも美しさを保てない、ちょっとばかり残酷だ。
だから、私は前からこういう人たちには何も感じなかった。

金城武は、私の定義する美男の部類だが、最上級ではなく、上級クラス、
こちらは向こうを知っているが、向こうはこちらのことなど
一生知るはずがないとわかっている人間でもある。
ときめくわけでもなく、接触することもなく、理解してもおらず、
自然、話をする縁も必要もない。

そうして今日の昼、CCTV10の番組「PEOPLE」が、
�狷�本の映画スター 金城武�瓩離疋�ュメンタリーを放映した。
ちょっと珍しく、ちょっと不思議で、ちょっと感動した。
そこで、今、胸がどきどきするようになった。

30分物の番組で、彼は日本語で答え、
さらに彼が南極に言ったときの映像が流された。
私は金城武がこんなに多く語るのを初めて見た。
立て板に水とはいえないが、だが充分新鮮で豊かな内容だった。

彼はこう言った。
香港の郊外で撮影していたとき、撮影用の小鳥が死に、
ずっと気がふさいでいた。
周りの人は気にも留めないので、仕事を辞めたくなったと。
また、こう言った。
50歳になったとき有名な国際スターと言われるようになっていたとして、
それがなんなのだろうと。
恥ずかしがり屋の自分は、大自然に触れるのが嬉しい、
その感覚は言葉では言い表せないと……。

そして、南極行きの船の上で、ビデオカメラを手に、
伸び上がりながら一生懸命撮影している彼を見た。
死んだペンギンの前で、長いことたたずんでいる彼の姿を見た。
初めて南極の地を踏み、雪の積もった地面に向かって身を投げ出して、
自分の人がたを残すのを見た。
岩をカメラに収め、きっとまた来るからねと言うのを見た。
化粧ッ気のない顔の哀しみ、微笑み、晴れやかな笑いを見た……

私は、これが本当の金城武だと思う。
こういう男性は好きだと思う。

物語は作り上げることができるし、話は人をだませる。
だが、行いと目はウソがつけない。
彼のシンプルさと善良さを、情けの深さと可愛らしさを、
子どもの純粋さと世俗を超えた心を、私は信じた。

30を過ぎた男性が、慈悲の心を持ち、世に執着せず、
子どものように純真で、老人のように見抜く力を持つ。
そしてこうなるには、いずれもキャリアと勇気が必要だ。
非常に幸いなことに、若くして名を遂げた金城武には全てが備わっており、
そうなりえたのである。

金城武、シンプルで透明な人。
静かに存在し、心は善良で、控えめな良さ、
こんな金城武は真に美しい、最上級のかっこよさだ。
(娯楽生活 快楽就好 2006.2.26)


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