武ニュースDiary

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| 2005年12月20日(火) |
金城武・唯一無二��(I-Weekly)●Newsweekアジア版 |
いろいろと、嬉しいニュースが続いていますね。 昨日の続きです。
金城武 唯一無二��
武は確かに特別弁の立つほうではない。 話しているとき、ときどき言葉が続かなくなる ……「表現できない」「どういったらいいか分からない」。 言葉にならないものは、そのまま放棄される。 彼は無理をしない。
おそらく、近くに座っていたからだろう、思わず注意が彼の目に行く。 黒く輝く目は、深く神秘的な小宇宙のように、いつも人を吸い込んでいく。 監督がカメラを彼の目にすえたがったのも、不思議ではない。
彼は自分は劇中の人物と同じように、静かに物事を傍観しているのが好きだと言う。 だが、目で表現するのは、本当はとても難しいことなのだ。 「はっきりやると、ひどくウソっぽくなってしまう。 どうしてかわからないけれど、そうなんだ」 彼はきまりわるそうに笑った。 ――だから、不用意に、という感じにしなくちゃならないの? 「言わないよ。ハハハ……」
私たちは映画の中と外の、彼の感情に対する姿勢について話した。 本当の愛は恨みも後悔もないのだと、彼は言った。 「以前は執着する方だったけど、それは年齢のせいでしょうね」と笑う。 「今も執着しないようになれたわけではなく、 違う角度から物事を見ることができるようになっただけ。 感情にぶつかっても、そこから一歩ぬけて見られるようになった。 そんなに主観的にはなりません」
――この10年間で、金城武が一番変わったところは何? 「10年前と今ですか……歌を歌わないことでしょ(笑)。 今は、他人はこう考える、ならそういうことなんだと、 できるだけそんなふうに考えるようにしています。 ……本当はずっと変化しているんですよ」
昔あったことは、ずっと覚えていると、彼は言う。 「昔の彼女でもなんでも、ぼくは忘れられないんです。 それは良い思い出で、そういうことがあったから、今の自分がいる。 うれしいことでも嫌なことでも、やっぱり心に残っている。 でも、それを時間をかけて話すことはない。 いいですよ、今日は思い出してみましょう」
高校時代は彼にとって、本当に懐かしい記憶だ。 「小さいときから日本人学校に行っていて、 高校になって初めてアメリカンスクールに入りました。 そのときはとても新鮮でしたね。 言葉が違うし、生活形態や表現方法も、開放度もまったく違いました。
そのころはまだ高校生で、その後、仕事を始めたんです。 学生時代はそのときで止まってしまったみたいです。 一番遊びたい時期に仕事を始めたんです。 多分、学生時代がやっぱり一番印象に残っていますね。 今付き合っている友達の多くは、そのとき知り合った人たちです」
多くの人がそろって、彼の「如課・愛」での演技を評価している。 まるで生まれ変わったようだと考える者もいる。 「撮影中は本当に深く感じるところがありました。 撮影が終わったとき、 あまり映画に入り込んでしまっていたからかどうかわからないけれど、 とても離れ難かったんです。すごく辛かった。 監督に、この映画が終わったら、何をやったらいいかわからないと言いました。 監督は、『ええっ、考えすぎだよ』って」 彼は思い出して笑った。
一見、無頓着に見える彼だが、多分、本当は心の奥底では、 外部の自分に対する評価が気になっているのだろう。 「ぼくはすごく普通ですよ……悪いと言われれば……嫌だし、 いいと聞けば……うれしい。 いいことでもそうじゃなくても、それはいい。 だって、人が評価することだから、 ぼくがその人に、ぼくはいいのに、なんで良くないと言うのかとか、 ぼくはよくなかったのに、なぜいいというのかなどと、問いただすことはできませんから。 人が好きなものは好きなもの、嫌いなものは嫌いなもの、どうしようもないです。 もともと人の考え方ってとても極端で、1人1人、みんな違っている。 だから戦争が起こるんでしょ(笑)」
32歳の男が、子どもの心を持っている。 彼はいつも歩きながらi-shuffleを聞いているので、 ときどき周りで何が起こっているのかよくわからないこともある。 そう、マスコミは、芸能人というものは、あることについては 全然知らない場合が多いと、はっきり知るべきだ。 例えば何時にプレミアの会場に行くかは、映画会社が手配することである。 例えば、どんな実習生にインタビューを傍聴させるかは、映画会社が決める。 (ここの意味、ちょっとよくわかりません byあ) 芸能人、特にスター級になると、もちろん、多くのことにかかわらない。 そうでなければ、大勢の助手や付き人や宣伝係の存在価値は、 どこにあるというのだろう。
そうだった、彼の子どもっぽさに話を戻そう。 仕事の前、誰かが彼にルービック・キューブを渡した。 彼は新しいおもちゃを持って、周りの人間にたずねた。 「世界で一番早く、これを元に戻せる人は、何秒でできたか知ってる? 11秒だよ!」
ホテルの17階の部屋から出て、エレベーターに乗るとき、 武は何階まで行くのか急いで聞くと、手に持ったキューブをあれこれひねり始めた。 何も考えず、この5秒間に奇跡が起こってほしいと思っているかのように。 エレベーターが突然10階で止まり、扉があくと、彼の顔はさっと緊張した。 「えっ! こんなに早く着いちゃったの?」 結果は……もちろん失敗であった。 「全然だめだった」と武は残念がった。
宣伝部員が夕食を届けに来ると、事務所の者達の部屋からは返事がなかったので、 みんな武の部屋にいるのだと考えた。 ノックすると、出てきたのは、なんと、彼自身だった。 「みんな、いないんです」 宣伝部員は、彼のそのときのきまり悪そうな表情だけを覚えている。 みんなは彼が部屋にこもってゲームをしていたに違いないと推測した。
海鮮料理の店に連れて行くと、入口の大きなカニを見て、 彼は興奮して日本人のスタイリストに言った。 「カニだ! カニだよ!」 (続く) (I-Weekly 424号 2005)
●Newsweekアジア版 20:20

ファンなら思ってること、知ってることを、まともに書いてくれた Newsweek国際版。 表紙を飾っているアジア版は、ローカル情報ですが、 東京は紀伊国屋書店新宿南口店にはもう店頭にあるそうです(問い合わせ結果)。
再度問い合わせ 私たちの探している武表紙は、残念ながら、入荷していないそうです。 (表紙を見せて聞いたのに。まあ、ファン以外には関係ないんでしょうね) 中華ショップ経由で入手しかないでしょうか。
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