武ニュースDiary


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2005年12月18日(日) シンガポールのインタビュー記事

少し前、シンガポールの記事ですが、
実際に武と会って1対1で取材したものなので、載せます。



金城武インタビュー

多感であると認め、人気スターは正直に言う
「ぼくは涙もろい」


どのくらいすぐ泣くかって?
「高速を車で走っていて、道端に死にそうな犬がいたりすると、
もう泣けてくる……」
かっこいい男の涙には、やはりいつだって驚かされる。

「ぼくは感動しやすくて、涙もろいんです」

「如果・愛」では、私がこれまでずっと�猊従陲頬海靴き瓩隼廚辰討�た金城武が、
驚くほど色気のある演技をしている。
中に泣くシーンが3、4回ほどある。
雪の積もった寒い日、プールでの涙、電話しながらこぼれ落ちる涙など、
みなワンテイクOKだったと、ピーター・チャンは彼を賞賛した。
武は恥ずかしそうに笑う。
「たぶん、天気と、それに凍えるほど冷たい雪のせいで。すよ
ほら、とっても詩的でムードがあるから……」

昨日、ショーブラザーズの手配で、
私は、金城武とごく近距離での単独インタビューを行なった。
近くて彼のまばたきの様子が見えるくらいだった。
その話を後で聞いた報道部の同僚は、深いため息をついた。
そのため息が、羨望でいっぱいだったのを、私は知っている。
「彼は本当に、そんなに完璧に綺麗なの?」
同僚がこらえきれずにたずねた。

昨日、武を20分間にわたって事細かに探った私は、
背が高くやせていて、ひ弱な感じもないではないことをのぞけば、
きらきら輝く眼が、簡単には妥協しない薄いくちびるを引き立てており、
体の輪郭線は�牋鑄吻瓩箸いΩ斥佞之鼠討靴Δ襪里世版Г瓩兇襪鬚┐覆�った。

もちろん、インタビューの前、私だって
武の課してくる制限がとても多いことは知っていた。
インタビュー中は写真撮影はだめ、ツーショットはだめ、
サインはだめ、だめ、だめ……
こうした決まりごとは、2003年の「ターンレフト、ターンライト」のときに、
もうわかっていたことだ。
ひょっとしたら、記者達がこんな目の保養になる人間をまのあたりにしたら、
その美しく、しかしミステリアスな姿を留めておきたいという気持ちを
抑えられないだろうということを、
武の周囲の人間のほうが重々承知していたのかもしれない。
実際、彼にも記者達の希望をかなえる気はない。

もしかして、武には人を吹き出させるようなところがあるのを
私がよく知っていたからだろうか、
昨日のインタビューは、思いがけなくとても愉快なものになった。

例えば彼は記者会見の席でこんなことを言うのだ。
「ハンサムだってことが何の役に立つんですか? 
見かけがいいからって人に捨てられないことにはなりません」
質問が飛んで、彼は答えた。
「そうですよ、綺麗な女性が結婚するとき、見てみたらいいですよ。
相手は決まってハンサムじゃないですから……」
武にはかつて、ひそかに思う相手がいた。
同級生の紹介で知り合ったのだが、後になって、
その人には好きな人がいるとわかったのだった。

もっとおかしいのは、ピーター・チャンが、
武は以前、相手が自分を振って、
自分より�爐困辰班垪拗�な�畸砲醗貊錣砲覆辰燭箸海椶靴拭△肇丱蕕靴燭海箸澄�
だから、なぜ武が「ハンサムだって何の役にも立たない」とため息をつくのか、
もう推測できるだろう。

ということがあったので、武が現実生活では涙もろいと認めたとき、
私は質問したのだ。
失恋で泣いたことは何回ある? と。
彼はまじめにしばらく考えて、答えた。
「あまりない、あまりないな……」

「昔は執着するほうだったけれど、今は恋愛に関しては……
前よりずっと相手の気持ちを考えるようになったし、心配しなくなったので、
そんなに辛くないです。縁を大事にします」

誰でも知っていることだが、武は息を呑むほど綺麗な男である。
だから、つい、こうたずねた。
「綺麗だという事が、俳優として負担になっていませんか?
人から�牴嵒�(ファピン、飾り物、綺麗なことに価値がある人)�瓩�
言われたらいやですか?」

「嫌ですよ」と武はただちに答えた。
以前、彼は、他人が自分のことを�牴嵒哭瓩班集修垢襪里鯤垢�と、非常に気にした。
自分が一生懸命したこと、演技や作曲を、
心血を注いだあとの達成感を深く味わっている時に、
人が�牴嵒哭瓩琉豸世如�
その努力を全面的に否定してしまうことに、ひどく腹を立てた。

「外見は、ぼくが望んで身につけたものではありません。
両親からもらったものです。
容貌が注目の的になると、表現の方は目に入らなくなるんです」
しかし、月日と共に、彼は自嘲することを学んだ。
「本当は、�牴嵒哭瓩發箸討眤膸�なんですよ。
映画には必ず1人は�牴嵒哭瓩�います。
�牴嵒哭瓩砲眤減澎婬舛�ある、そうじゃないですか?」
そう言うと、いたずらっぽく笑った。

「如果・愛」での演技が非常に生き生きして、
�牴嵒哭瓩覆鵑�では絶対ないと彼に伝えると、
それを聞いた武は、子どものように笑いながら、「ありがとうございます」と言った。
この絶世の美男子は、実は礼儀も深くわきまえているのだった。

そんなにかっこよくて、なぜ噂がないのか?

こんなに素敵なのに、噂がきわめて少ないのはなぜだろう・

「それは、外に出るのが好きじゃないからです。
夜、店に行って遊ぶのもすきじゃない。
人の目にふれる機会が少ないから、
噂を立てられる機会もとても少なくなるんだと思う」
そう、武は答えた。

「いろんなニュースが流れますよ。ぼく本人が知らないことが。
お母さんが電話し来て聞くんですよ。
『新聞にあなたのこと、こう書いてあったけど?』って。
で、ぼくは、
『そうなの? どうしてぼくがそのこと、全然知らないんだろう』と返事する」

超ハンサムな金城武なのに、長いこと噂がほとんどないのは、
防御策を知っているからだろうか? それとも……?
たずねてみると、武は考えていた。
「おそらく、ぼくが宣伝活動が好きでないからじゃないかな。
いつも神秘的だとか言われるけれど、本当のところは、
歌を歌わないので長いことプロモーションをやっていないからでしょう。
97年以後は、出る映画の数も減ったし、外国に行くようになったから、
もっと話題が少なくなった。
マスコミの人と面と向かっても、何を話したらいいかわからないし、
話すことにどんな意味があるのかもわからないんです……」

武は自分は内向的な性格だと言う。
家族も「あの子と一緒に出かけるのは不便だ」と思っている。
いつも�犲茲螳呂泙譴騰瓩靴泙Δ里如�電話で連絡を取り合うほうがいいというのだ。

「新聞記事が役をやる助けになったり、
観客を映画に集中させる役に立ったりすることは少ないですよ」

そういう具合だからかも知れないが、ピーター・チャン監督までもが、
武はホテルの部屋に7日7晩閉じこもって、
1歩も外に出ない人間だと思ってしまった。
そこで、武も、外出しない時は、部屋の浴槽で呼吸の練習をしていたのだと
白状せざるを得なかった。

たとえ武がめったに外出しなくても、仰天するようなことを書き立てる新聞もある。
同性愛だというものの他、
兄が借金を抱えて逃げ回っているというマイナスの報道もある。
こういうものに対して、武はどう反応するのだろう。

マイナス報道は「本当にひどい」

「あの連中はまったくとんでもないですよ」
面白くなさそうな笑いを浮かべて、武は言った。
「一番重大なのは、そういう記事を信じてしまう人がいるってことですよ」
とかぶりを振る。
「本当に変ですよ。そういうニュースを聞くと、確実に不愉快になりますね。
どうしてこんなでっちあげをするんだろうと。
でも、ちょっと考えて、それが彼ら(マスコミ)の食っていく方法だから、
しょうがないと諦める……」

牛車水で辛味ガニを食べる

香港の映画会社のスポークスマンの話では、
金城武は牛車水で辛味ガニを食べ、みんなにおごったりもしたという。

金城武が課してくる�爛襦璽覘瓩和燭垢�て閉口だ、
という業界の人間は少なくない。
だが、天映娯楽株式会社の副総裁(映画の買い付けと普及担当)
黄順恩の見るところ、
金城武は私生活では非常にeasygoing(つきあいやすい)人間とのことだ。
彼はこう語る。
「私は武と一緒にベネチアとマレーシアに行きましたが、はっきり言いますよ、
金城武とジョウ・シュンは時間観念の優れた人達で、
正確で、遅刻したことがありません……」

「武は好き嫌いがありませんね。
シンガポールのおいしい料理が好きで、
テーブルに出された辛味ガニと胡椒ガニを大変喜んでいました」

黄順恩はこう明かした。
「一昨日、シンガポールに到着したとき、
武が浮尓頓(ヒルトン?)ホテルでみんなをご馳走したんですよ。
昨夜はジョウ・シュンと監督と一緒に、牛車水のレストランで夕食を楽しんでいました。
辛味ガニを頼んだほか、胡椒ガニ、ローストチキン、揚げエビせんべい、
魚、それにマトンなど、非常に嬉しそうに食べていました」
(新明報 2005.12.5)


料理名をこんなに詳しく挙げる必要性がよくわかりませんが、
マレーシアでは、名物料理を楽しむヒマは全然なかったけれど、
シンガポールでは楽しめたようで、よかった、よかった。
牛車水とは、シンガポールのチャイナタウンだそうです。



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