武ニュースDiary

* このサイトはリンクフリーです。ご連絡はいりません。(下さっても結構です。^_^)
* 引用は、引用であるとわかる書き方なら、必ずしも引用元(ココ)を表示しなくても構いません。
* 携帯からのアドレスは、http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=23473 です。
* 下の検索窓(目次ページにもあり)からキーワードでDiaryの全記事が検索できます。
* バナーは世己さんから頂きました。
* Se inter ni estus samideanoj, kontaktu al mi. Mi elkore atendas vin, antauxdankon!
目次|前の記事|新しい日記
| 2003年11月23日(日) |
映画エッセイ�◆紛眈詆陲箸いκ源�について・2) |
以前、近所のビデオショップで物色していたとき、 「天使の涙」と「恋する惑星」を見つけた。借りて帰り、1回見た。 この2本は、前にも見たことがある。
「天使の涙」を初めて見たのは、ぼくらのバンドの初代ベーシストの家だった。 ソファーに人が固まって、盛んにおしゃべりをしていた。 彼は、私にあの�猝松賁稔瓩鮓�逃すなと、しきりに注意した ――それはあるクローズアップのシーンで、 ミシェル・リーが白い足に網タイツをはいてる。 窓の外からは、リズミカルな電車の音が聞こえてくる。 ミシェルの足は静かに、狂おしさを押し殺してくねり、 クライマックスのけいれんへと突き進む。 ぼくがこの�猝松賁稔瓩鬚靴辰�り見届けると、彼は満足そうな顔をした。
その内、部屋は次第にがやがやとやかましくなり、タバコの煙が立ち込めてきた。 人と人のすきまから、武演ずる口のきけない若者が めちゃくちゃに逃げ回るのがちらちらと見えた。 それからチャーリー・ヤンとの狂気じみた彷徨へと移っていった。
これが最初の「天使の涙」体験だった。 その後、場所は違うが同じような状況で「恋する惑星」を見た。 武の警官が言った一言だけを覚えている。 「所詮、愛はパイナップルの缶詰と同じだ。期限がある」
そのころ、ウォン・カーウァイは今ほど人気が出ておらず、 「天使の涙」や「恋する惑星」のような映画は、 一握りの�狄佑箸楼磴Ν疣�中だけが見る映画だった。 ちょうどぼくと、われらがベーシストのような。 映画の話をしているとき、「天使の涙」と「恋する惑星」を見たと言うと、 相手の目の色が変わるのを、ひそかに得意がっていたものだ。
この2つの映画の武のように、ぼくらのベーシストもナンバーを持っていた。 もちろん、囚人番号ではなく、警察の取調べ番号でもない。 彼のナンバーは00。ぼくのナンバーが55であるのと同じ。 98年、99年当時は、中国ではちょうどヘビーメタルが人気を博し、 ジャンク・ミュージックがパンクとともに台頭してきた時期だったと記憶している。 そのころ、ぼくはバンドを始めたばかりで、 クールなイギリス風ポストパンクをやっていた。 00が当時傾倒していたのはガン&ローゼズだった。
00は、ぼくには「恋する惑星」のような小市民的色彩の作品が 気に入るはずだと思っていたのだろう。 「天使の涙」のようなパンク感覚の映画ではなく。 もしかしたら、彼にはぼくが小市民的なものへの憧れに よだれをたらさんばかりであるとさえ映っていたのかもしれない。 (続く)
投票所
BBS 11:28
|