| 2010年10月23日(土) |
東野圭吾原作ドラマ「秘密」に異世界人としての感想 |
テレビ朝日の毎週金曜夜のドラマ「秘密」を 初回と二話目を観ての適当な感想というか突っ込み:
佐々木蔵之介と志田未来の演技鑑賞目的で観だした。 二人ともホント上手い。堪能している。 でも、ストーリーについては、私からすれば突っ込み所テンコ盛り。
私自身は、結婚生活22年の間に、いま夫に抱く愛は 成分割合として 恋愛感情→5%程度までに変わり、 残りは45%は人類愛であり、50%は家族愛、 でもってその家族愛の内訳もその更に70%は、 「子ども愛を共有するもの同士としての同志愛」 となっている。
そんなわけで。登場人物の中で特に、 直子(事故で表向き死亡したが、娘である藻奈美の中に魂だけ残っている。高校生の藻奈美の魂は行方不明)の言動には もー。めちゃ驚いている。 肉体だけ残して愛娘の心が消えた現実に対峙しても、どこか何か あっさりしてるよね?あんなもんじゃないと思うけども 我が子を殺された悲しみの表現が、あれ止まり? 直子って私にとっては異世界人だとつくづく思う。 いや私が彼女からすれば異世界人なのか。どっちでもいいけども、
異世界、つまり夫に恋愛感情を強く抱いていられる世界。 私が既に「前世の記憶」としか覚えていないその世界の恋愛感情ルールを思い出すためのよすがとして このドラマを、勉強のためにも?今後も観続けることにした。
第二話での、私ならああするこうするという、突っ込み所
その一 娘の彼氏とおぼしき男子高校生にキスされた驚愕と困惑は、解るんだけども そのあとのフォローが、もうちょいだなあ。 気を失って留守中である娘に代わって、その娘の人生を、もっと大事に代理遂行すべきだと思えばさ、 彼氏に対してはもうちょっと違う対応をするんではないだろうか。 私なら「事故で記憶喪失になってるのでごめん」ととりあえず言っておいてからじっくり慎重にことを勧めるだろう。 まあ、そんな直子も後半でかなり彼氏(への娘の感情)に理解を示していて、 娘の彼氏の存在にひたすら拒否反応するだけの夫とは違い、やっぱり母親だなーというリアリティは、なくもなかった。
その二 加害者(バス運転手)の妻に会ってきた夫への反応が、 女としての不快感が先に立ってしまっている様子。 もうあんな女に関わらないで!と絶叫する前に、事故がどうして起きたのかの真相追及の欲求が先に立つなあ私なら。 むしろ自分も一緒にその女に会いに行くね。
その三 夫が、娘の教室の担任の先生に良い顔するのを面白く思わない気持は、まあ解る。私にだってそれくらいの女要素はある。 でも彼がPTAを引き受けてくれたことには、私ならむしろ歓迎するし別にいいじゃんね。 嫉妬するどころじゃなくて考えたいことは他にある。 16年だか17年だか、親をやってきても、まだ夫へのやきもちが勝ってしまう直子は、ある意味、ステキなのか。
その四 夫の顔を生きて見られてるだけで有難いと思うだろう、私なら。 それよりも娘の魂どこよ?呼び戻すためにネット検索しまくり文献をあさり、祈祷師でも何にでも縋って必死になるだろう、私なら。 娘が戻るまで、せめて、娘の体を拝借してる間、祈りの日々だな、私なら。 それだのにこの世界の直子ときたら、うっかりビールを飲もうとするのみならず、 「してみる?」とかって夫に夜のお付き合いをトライしてみようとするのは如何なもんだろか? 娘から一時だけ借りてる大切な身体で、いったい何すんの。 よくそんな気分になれるなと感心してしまう。 自分が居座ってるから娘が還れないでいるのかも、とは思い至らないのかなあ。 というか、もしも、いままさに還ろうとしている娘の魂が寝室の天井に到着していて もしも一部始終を眺めていたら?とか、 そういうことを考えないのかなあ。 そんなこと思っちゃったら、できることもできないだろうけど。 あの世界の人の考えることは不思議だー。
第三話ではどんな動きを見せてくれるだろう。直子。 私が前世に置いてきた世界を知らしめてくれるのが楽しみなような。
|