| 2010年08月24日(火) |
トイレ過保護を通り越して、もう馬鹿なのかも |
幸せの条件の一は、自宅にトイレが二つあることだ・・・と、 口癖のように、ことあるごとに、家族や友達に喋ると大抵 笑われる。 しかもこの件については優に小一時間は語り続けられるだろうほどに私の信念と化している。
なんでだろうね。ヤなんだろうね、トイレがらみの失敗を想定するのが。 人よりその思いが強いのかも。 なんでだか、行きたくなったらいつでもトイレに行ける状況というのが、とても嬉しいのだ。というよりも 行きたい時にそこが占領されているor存在しないという状況が、んー、そうね、およそ一時間以上になると分かると、 それはそれは非常に落ち着かない。
トイレがないと心配になってしまうから。 もし今、急にお腹の調子が悪くなったらどうすんだ、と。 ひとたびお腹が痛くなった時にゃ、一時間超も脂汗滲ませて我慢するなんてジゴクの苦しみだろうと。 そして多分、そういう時は自分が一時間でもいつまででもそのトイレを占領していられる安心感が欲しい。 (けど、心配するほど実際はそんな事態にはめったに陥らない)
で、その懸念(大体は杞憂に終わる)は、家族の身の上を案じることにも及ぶ。 むしろ、自分よりも、子どものトイレ我慢というシーンがなんだか辛い。 だから子どもらにも、幼少期から トイレが間に合わなくったってどうってこともないぞと言って接してきたつもりだけど でもそれとウラハラに矛盾だけど、 子どもの、ここぞという行事やお出かけにあたっては いつも腸内環境を良好に保たせることを蔭ながら配慮し、 そしていつもストッパとホカロンを持ち歩くことを強要する。 「かさばるし、別に要らない」「大丈夫だって!」とか言われても、可能な限り、しつこく持たせる。
前置きが長くなったが本題に入る。 今日から娘は、かねてから超楽しみにしていた部活の合宿へ。二泊三日。 既に高校を卒業した先輩も来てくれるらしく、娘は心待ちに。 基本、宿近くの河口湖駅へ現地集合なのだが、 数人でまとまって、新宿から中央高速バスで向かうべく 先輩がバスのチケットをまとめて予約してくれていた。
初めての路線なので、今朝、私は新宿の高速バスターミナルへ娘を送って行ったわけだけど まずその前に、その高速バスには「トイレが備えてあるのか」 非常に気になっていたこの件を確認すべく、 先輩から予め娘が貰ってあったチケットの号車と席番号を片手に 数日前、私はバス会社にワザワザ電話をかけて訊いたところ (ていうかワザワザ訊く人って他にいないのかな恥ずかしい) 帰りの号車にはトイレがあるが、行きのその号車には無いっていうんだ。 さあ大変だあ、何て非人道的な交通手段なんだろう。2時間近くもトイレなしの密室でノンストップで高速道路を走るなんてさ! 思わず、「冗談じゃないですよトイレの無い長距離バスなんて何故あるんですか御無体な!」と受付オペレーターに叫びそうになったが堪え、辛うじて 「あの、もし具合が悪くなったら皆さんどうされてますか」と尋ねたところ 運転手に早めに相談してほしい(それ以上答えようがない) とのこと。 いやー、私の胸中は、相当な不安が渦巻いたけど、 それを決して娘に悟られないように、あくまでも軽く 「美容と健康のために、今日の老廃物は今日の内に出そう」と 数日前から水分や繊維や乳酸菌や運動に留意して 彼女のお通じを意識的にヒアリングカウントしていたが。 不要物質の前日の分が、今朝までに出ていないようだ! どうしようか。 もはや、それは私にとっては馬鹿馬鹿しいほどの恐怖と言ってもよかったが、 それを娘に悟られて不安を煽る訳には、いかない。 そこで考えていたのは *「もしもバス発車の時間になってもその自然の欲求が訪れる気配がないようならば、その場でチケットを払い戻して、先輩には体調不良だと説明して、私が河口湖まで電車で送って行ってやる」 という、心づもりだった。 が、はたと思いついて、朝食後、家を出る2時間前。 娘にバスのトイレがないことを説明して説得して 備蓄してあった幼児用イチジク浣腸を、「えー?」と言われながら半量だけ使ってみると あら、彼女、スッキリ爽快。心配事はすべてクリアされた模様。
の、はずだった。
でも、その余韻で「すこーしだけ、まだシクシクするかも」とか出がけに呟いている。よって→*に戻る。 新宿駅の最終トイレタイムで「もうゼンゼン、治ったと思う」と言って 何事もなかったの様子なので、念のためストッパを飲ませて送り出す。 私の内心をよそに、すんごいウキウキした顔で、
待合室で他の部員と合流したので。その場にいた子たちに 務めて軽い口調にて 「あ、バスはトイレがないみたいだから今のうち済ませておくといいよ」と言うと 傍で娘は心なしか少しウンザリしていたようだった。まあ、そりゃそうだろう。
独りになってもなんだかホント気が気じゃない私。 新宿で買い物しながらメールを打つ:河口湖に無事についたらその旨メール下さいと。 何か不測の事態が起こって、やむを得ず途中下車だとか何かあったらば、その際も知らせなさいと。 ああ、そうは書いたものの。もし彼女の携帯が圏外で使えてなかったらどうなのか。ちゃんと公衆電話借りて連絡取る冷静さを持ち合わせているかどうか。 私はそのような場合の対処法を日頃から言い聞かせてきただろうか。パニックになって迷子になってetc. なんか、悪い方悪い方へ妄想が。
が、昼過ぎになって、問題なし万事OKの返信が携帯に入った。 おそらく彼女には「メンドクサイ親だな」と思われただろうし 彼女の友達にも体裁が悪かったかもしれない。 しかし私の限りない安堵感は、喩えようもない。 しかし そんな自分がイヤになる。なんなの、この強迫観念めいた拘りは。 来年は、心臓に悪いから、電車で行って欲しい。 なんなら現地まで送っても構わない。
というような、 過保護というか、このトイレ云々を気にする心を あと二年間の間にはどうにか何とかしないと 中3の春休みには、オーストラリアホームステイ(ほぼ全員参加)というものがあるのだから、 もっとそんな、なるようになるだろう的な。いざとなればなんとかするだろう的な。広く大きい心っていうか、子どもを信用できるように、 何があっても臨機応変に対処できるように躾けておけばいいんだろうから 頑張ろう・・・頑張るような性質のものなんだろうか、疑問だけど。
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