| 2009年12月19日(土) |
中学受験出願予定、覚書・ウチの場合 その一 |
最近、よく5年前の秋冬を思い出す。
準備期間が実質8か月という駆け込み受験だった、5年前の息子に比べて、 4年生から中受を目指していた娘の受験が、とても余裕かと言えば、ゼンゼンそうでもないなーこれが。
息子の時は、瀬戸際ダッシュといえど、受験するからには、受かりたい・受からせてやりたいと、それなりに必死だった。
親も、先が見えない不安で揺れ、それを息子にも伝えてしまい 波乱万丈な思いさせ過ぎ。 6年生になってから中受に参戦って、地アタマが余っ程良いんじゃなければ、基本は無茶なのだと思う。 で、ウチは無茶をした。その無茶は、今となっては、 あの苦労は無駄じゃなく、良かった。結果オーライ。 でも人様には駆け込みは薦められない。 遅くても4年生の2月から、それなりに準備、を推奨。
同じ轍を踏まないようにと、娘の段になると 比較的、親も子も穏やかに過ごせている。息子の苦労を無駄にはすまいと。 でも、長距離持久走も、結構、それなりの苦労と知った。 変動してゆく偏差値に基づいて計画を修正し続けなきゃなんない。 息切れしないようにペースを見てやりながら、伴走する。
マネージャーとして、親は、悔いのないような受験をさせてやりたいのは勿論のこと もしも不合格だったときのことも考えて、心構えからサポートできたら。
ところで、学校は、容れものの一つだと思う。 頭や心が何かに出会う為に、手段として選ぶことのできる、主要な環境。ただその一つ、でしかない。 仲間に出会う、先生に出会う、学問や趣味に出会う、 その出会いのチャンスをどんな環境なら得やすいかの、 容れものの一つ、 それで人生が決まるわけじゃないし、本人次第だけれど。 白く快適な容れものが良い。
まだ詰めるべき余地があるけれど、出願を控え、入試スケジュールが決まってきた。 ここに覚書を、長くなるけどまとめておきましょう。
☆なぜ中学受験するのか、あくまでもウチの、場合:
公立中学には公立中学の良さがある。 地域に密着していること。友達の家を行き来するのも簡単。 親同士が知り合いになりやすく、友人関係も把握しやすい。 様々な家庭環境の様々な価値観の友人に接することのメリットもある。
私自身は高校までは公立だった。夫も、私学に通ったことはない。 だから、公立を否定することは、決してない。 特に、我が家の学区の公立中は、なかなか充実しているほうだ。
だから、遊びたい盛りの子どもが、何もここまで受験勉強しなくてもー。もっと子ども時代ならではの経験をさせる時間を優先した方が?と考えたこともあった。 ただ、そのゆとり時間を、 小学時代に味わわせるか中高一貫時代に味わわせるかの選択。 後者を選んだウチの場合は、
・ウチの子はそれほど内申点を稼げるタイプでもないから高校受験はヤヤしんどいかも。
・中高6年間の思春期に、得意なことを延ばしつつ、 勉強、部活、友情(、恋も?)、を満喫するにあたり 高校受験(並びにそれ用の通塾)に分断されないで大学受験を目指すのもいいかも。
・公立には良い先生もいるけれど、当たり外れの度合が大きいし、 また、今の時代のゆとり的日教組的な指導要領&カリキュラムの枠が気になる。 政局に左右されない教育を選べた方がいい。
・お兄ちゃんを中高一貫私立に通わせてみたらやっぱり良かった。先生も熱心で、トラブルにもきめ細かい対応だし、 生徒も成績の良い子の足を引っ張ったりする雰囲気からは無縁。 そうかと言って成績が悪い子を馬鹿にする雰囲気からも無縁。互いにフツーに応援している。 先輩と後輩の仲も良くて、12歳が18歳に良い刺激を受けている。
☆この全てを満たすところは少ないので、いくつか当てはまればいいという。
志望校選びのポイント、あくまでもウチの、場合:
・中高一貫の進学校or準進学校 進路の可能性を広げたい。 (もし早慶が狙えるんなら、附属でも。しかし、そこは高嶺の花だから)
・できれば、どっちかというと、共学校 6年間は長いので、多様な価値観に触れさせたい。 男性に対して、若いうちからある程度の諦念を持っててもらいたい。あー、こんなもんだな、と。 でも、女子校出身の知人は、みんな素敵だしなー(中身も)。 風通し良くさっぱりして居心地がよさそうな校風なら、女子校でも可。 その際はせっかくだからセーラー服がいいと娘は言う。)
・でもって、なるべく宗教色が薄いところ (私の好み。一日の大半を過ごす学校では、宗教はできれば中立なほうが、という。) 娘は、そこにはあまりこだわらないけど。
・小学生らしい友達遊びとも両立しながら、でもある程度は合格に努力を伴う難易度の学校 (何がなんでも私立じゃなきゃイヤということではないので。)
・歴史の長さと知名度にかかわらず、 今日現在、学校側が、生徒一人一人を学業面や精神面できちんとフォローしようという「前向きで新鮮な情報収集と企業努力」をしているか、が重要。
・緩すぎず、キツすぎず。放任でもなく、過保護でもなく、程良い距離で見守る先生達が気さくで話しやすい学校
・都立上位校のような雰囲気もありつつ、進路指導も充実している学校 (精神年齢的にはある程度、生徒の粒が揃ってて、勉強する雰囲気もあり、でも色んな友達ができそう、な感じの)
・文化祭等で生徒が楽しく過ごせてそうな学校 (完成度や体裁よりも、とにかく息抜きや親睦であれば、ウチ的にはOK。娘の言う「わーわーした感じ」があれば尚良し)
・できれば式典に国旗を掲揚してると尚良し (一事が万事だし)
・同じくらいの好きさ加減であれば、絶対、通学時間が短いほうに限る! 理想は40分以内。長くても一時間以内。90分を超えるようじゃ、私立のメリットは相殺されてしまうから、むしろ近所の公立のほうがいい。
※塾は、ともすると、 「塾の合格実績」を作りたくてor繋がりの深い私立を推したくて 受験生を誘導することもありそう。 でもこちらは、塾を上手に利用させて頂きつつ あくまでも各人各家庭の計画努力が大事ということを 忘れないようにしたい。
・・・でも、学校って、 タイプじゃないなと最初は思っても、意外に良いところもあるし、 こうじゃなきゃ。とは案外括れないものだ。人を選ぶときと似てる。 結婚相手を選ぶ時だって、あの彼この彼、それぞれに良いところがあると思うものでは。 (いや、実際ウチはそんなヨリドリミドリできるほど余裕はないけども)
(続く)
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