あかねこ日記...あかねこ

 

 

「おいしい」の表現 - 2004年04月11日(日)


先日母が、こんな親子に遭遇したらしい。


まだ幼稚園生かそれよりもちっちゃいコドモとその友達、
その二人の母親、の4人がいたんだって。

で、1人の子が何かを食べて

「おいし〜〜〜〜い!!!」


と言ったのだと。
微笑ましいですな〜。



しかし、その「おいし〜〜〜〜い!!!」を聞いた母親が(しかも友達の親)

「”おいし〜〜〜〜〜い!!!”はホントにオイシイんじゃない!」
「ホントにおいしい時には







おいぃ〜〜〜〜〜〜〜い(≧∀≦)♪♪♪






って言うはずなんだから」


「今のアンタのは、まだそんなにおいしくないのよ」


と真顔で言ったそうなのである。



は????目がテン・・・・・(・0・)

そんなこと、そんなちっちゃい子に大真面目に説いていいんだろか。。。
いや。よくないはず・・・・
ってゆーか、これオカシイよねぇ?




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

レッスンの時、椅子の高さ調整の相談をされた。
そのうち、その話から
「本番はヒール靴がいいのか?」というような話になり、
「でも、ちっちゃい子がヒールってのも大変ですよね。。。」
という結論に。

そして”ヒール”でまた思い出してしまった・・・
あれはおととしの秋だっけ。。。
コンチェルトのオーディションで見事なこけっぷりを披露したこともあったっけねぇ。。。


「誰も笑ってくれなかったんですよぉ。それが逆に恥ずかしくて^。^;」

というような話をしてたら

「まぁ、でも弾く前だったし、審査員の方も気使われたんでしょーね」

とお母様。
生徒の方も「うん。そーだよ。弾く前だから笑っちゃダメと思ったんだよ」。


そっかな〜〜〜♪そっかぁ〜♪

とあたしが思ってた矢先、





「でもきっと心の中では笑ってたよ」






と天真爛漫な笑顔で付け加えられた・・・・・(ー。−;)



そ、そ、そーよね・・・・^。^;
26歳(当時)にもなって、
オーディションなどという一大事だというのに、
演奏を披露する以前に、見事なこけっぷりを披露してしまったあたしを見て、
心の中の笑いを噛み殺し、普通よりも普通な顔と声で
「大丈夫ですか?」
と聞いて下さった審査員の先生の胸中。。。


わかってるわ。わかってる。
そりゃ心の中で大爆笑だったわよね。。。


でも月日が経った今、改めて涼しい顔で
「でもきっと心の中では笑ってたよ」
と断言されると
すごく恥ずかしくなってしまったのでした・・・・


先生はもうコケません。(宣言)








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