冬矢日記

2006年10月16日(月) とりあえずあれで仕事してるって言われるのは…

ちょっと出遅れた感のある話題ですが。

仮にも国政の場で、スローガンを回文にして喜んでる野党って何がしたいんでしょうね。何が「憎いし苦痛」かと。
やりたいなら「あなたの政策はこれこれこういう穴があってこういう人たちが困る。美しい国とは言うが、これでは憎いし苦痛ではないか」と言うべきでしょうよ。ダヴィンチコードとか言う前に。

批判は建設的に。イチャモンつけても馬鹿にされるだけですよっと。


〜ゲームな話題〜

GIJ4 2006。

とりあえずExtra1年目終了。42勝で新人王。
騎乗の感覚はあまり変わりませんね。若干追いのタイミングがExtra効果でシビアになってるくらいですか。

マチカネキンノホシで重賞10勝とか、宝塚&秋天&JCで3着とか、色々遊んでます。結構ダイタクリーヴァとかには勝てるモンですね。オペラオーやらドトウやらは無理ですが。何あの異次元の脚。


〜読書な話題〜

・キノの旅X the Beautiful World
 著:時雨沢恵一 刊:電撃文庫

おなじみの短編連作シリーズ10作目。
相変わらずどこか変わった「国」を舞台に、いつも通りキノとエルメスがマイペースで過ごすというパターンで、安定している代わりに目新しさもない感じ。
ただ、この「変わらない」雰囲気が良いのかも知れませんね。

苦言を呈するとすれば遅めの刊行ペースですか。今回は間にリリアとトレイズ、学園キノが挟まっていたのであまり空いてる感じはしませんが、やっぱりもうちょっといいペースで出して欲しいところ。

気に入ったエピソードは「インタビューの国」。逆に中編ぐらいの分量があった「歌姫のいる国」はちょっと微妙な感じでした。


個人的評価 中の中 良くも悪くもいつも通り


・クジラのソラ01
 著:瀬尾つかさ 刊:富士見ファンタジア文庫

ファンタジア恒例のナンバリングタイトルなので、続刊前提の第1巻。著者の瀬尾つかさ氏は、デビュー作の琥珀の心臓を読んでますが、オチが相当な投げっぱなしジャーマンで、微妙に世界設定も理解しづらい、デビュー作にしては難解な話を書いてるなという印象がありました。

で、今作ですが、近未来SF……っぽいストーリー。舞台は異星人に征服された地球で、主人公たちは異星人の作った「ゲーム」のプレイヤー。「ゲーム」に優勝するために努力する、作者曰く「スポ根」物。

とりあえず1巻なので、完全に「序章」というエピソードですね。とりあえず最初の区切りまで話は進んでますが、ばら撒かれた伏線が大量に残ってるので、これを今後回収していくことになるんでしょう。

内容はそれなりにまとまった構成だと思うんですが、今のところこれという売りがない感じがしますね。肝心の「ゲーム」のプレイ部分をもうちょっとしっかり書いてもいいんではと思います。せっかく(作品中では「ゲーム」として表現されているとはいえ)宇宙艦隊物なんだから、マニアックな戦闘シーンが見たいところです。


個人的評価 中の下 続きが出たら買うと思いますが、単体としてはそれほど。


・プリンセスはお年頃!2
 著:榊一郎 刊:HJ文庫

シリーズ2作目。

ファンタジーっぽく魔法、剣、怪物と基本を抑えていて、文体も読みやすいんですが、如何せんヒロインの設定(潔癖症のサキュバス)が、2巻になってもまるで生かされてないのが気になります。
何かサキュバスっぽいことしてますか、この人。別に潔癖症の描写があるわけでもないし。

伏線の回収もほとんどなし。次で最終巻ということで、そんなに大きなストーリーにする気はないんでしょうが(元々同人誌で書いていた作品のようですし)それにしてもちょっと……

それから、校正ミスが2箇所ありました。(キャラ名の表記ミス)毎度のことですが推敲はきちんと(中略)ベテラ(後略)


個人的評価 下の上 もうちょっと設定を生かさないと


〜スポーツな話題〜

競馬。

デイリー杯に野路菊S勝ち馬オースミダイドウが出走。前半超が付くほど引っかかりながら抑えて、尚勝ってしまうあたり強いのかなぁ?相手に恵まれたような感もあるんだけど。一応2年連続でクラシック好走してくれると嬉しいんだが、鞍上武豊だし、人気になりそうだな……(今回も1倍台)

秋華賞?買ってませんし見てません。オークスも見てないのでどうでもいいです。

そして今週は菊花賞。仕事の都合でリアルタイムでは見れませんが、馬券は買いに行きます。面白みのない馬券になりそうですけどね。むしろメイショウサムソンの単勝だけと言う可能性も。


プロ野球。

浅井が今季限りで引退。奇しくも阪神に行った町田も今年限りで、何か巡りあわせだなぁと感じてしまう。

この2人、どっちもレギュラー張れる実力はあったはずなのに、なぜかセットで(右投手なら浅井、左投手なら町田)扱われたのが原因で、代打の切り札になっちゃった感じの選手。常時出てさえいれば、浅井は今でもスタメン争ってた気がするんだけどな。残念だ。
引退後は両名ともコーチ就任とか。3軍か2軍かは分からないが、頑張って欲しい。

こっそり鈴衛が戦力外。まあ年齢も年齢だし、今年も捕手取っちゃったしな。結局1軍ではほとんど見なかったが、それにしては長くやってたなぁ。今後は球団に残るってことなので、まあこっちも現役引退が濃厚かね。

さて、今季最終戦。

 カープ 7−5 ドラゴンズ

まずは新井の100打点に、素直におめでとうの言葉を。2年連続3割にはあと1歩届かなかったが、それでも100打点は区切りの数字だし、立派なもんだ。
新人王争いの佐藤充を叩き潰したことで、梵のタイトルも後押し。あとは吉村との比較だけどね……まあ規定打席到達&遊撃レギュラー&2割9分の梵と、規定打席不足ながら3割20本超えの吉村。チームへの1年通した貢献度なら前者。インパクトなら後者。
どっちになるか……規定打席をどれだけ評価してくれるかが鍵か。

投手陣は今季頑張った連中の総出演という感じ(横山除く)。最後の黒田登板(1人だけ)は、何かサヨナラ登板という感じで深読みしてしまうが……FAはどうするのかな。残ってほしいとは思うが(球団も宣言しての残留に動くらしいが)、移籍したからといって罵声を浴びせる気もないし。

ブラウン新監督で始まったこの1年。勝って終われたのはよし。内容とか感想とかはまた後日に。



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