家に帰ると やっぱり 開いたままの 段ボールが気になり
梱包作業をしつつ ヤツの部屋に 要るものはないか と階段を上がると 直ぐに帰って来る とばかりに 廊下の灯りが点いていた
一瞬うっとなり やり過ごしたあと さっきまで寝ていた 様子にも心が 立ち止まりそうになり 逃すことを繰り返した
頼まれたジャケットを クリーニングに出し 靴を磨いて箱に入れ 荷物に入れるべく 思い付くものを 片っ端から買い込んで
とりあえず終わった 大小の箱八つ 集荷を待つ間 ようやく 申告に取り掛かるが そこでも早速トラップ
一月の領収書整理で ヤツと行った 京都のあれこれが 次々思い出されて 気持ちを 持って行かれそうになる
やらなきゃの緊張感と 襲ってくる淋しさが ごっちゃになって なんだか おかしくなりそうで とりあえず少しだけ 横になった
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