突然 やって来た転変を どう受け取っていいか 最初のうちは戸惑った
普通の家庭なら 当たり前にあるはずの 新入学や新社会人として 子供が家を離れる タイミングが うちにはなかったから
母には 寂しいもんでしょう と 孫ふたりを連れて 突然去った時のことを 暗に言われた
それは 子ども達も 彼らの父親も 同様にだろうし 勝手に決めたかのような わたし自身も暫く 深い底に落ちた
何かを選べば 何かを失う ものかもしれない
けれど 失う というのは 外側に過ぎなく なくなるものなんて 本当は無いのだ
或いは ここにある と思うことだって 幻想に近い どちらに縋るか それだって 選ぶ自由に依る
単純な二極や ロジックでは 計れない 人生そのものを 享受できるような 今の自分が居ることを ただ感じている
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