ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2014年03月02日(日) 鯛の神髄

今日は
立派な天然モノの鯛が
安かったので飛び付いた

少し前に見た
とても食べきれないような
もっと立派なのを
買えば良かった
とムスコが惜しがったので
どうだとばかりに


それが
ムスコのアイデアで
半身は刺身に
半身は湯引きになって
アラ炊きはわたしが作り
いざ実食してみたワケだが

甘味も弾力も強い刺身に比べて
湯引きは少しあっさりながら
じんわりと旨味成分が
いつまでも舌に残っている
そうして
何の出汁も加えていないのに
炊いたアラの濃厚さ

同じ鯛が
ここまで違うか
と思う程
まるで別物に変化して
なんだか初めてきちんと
鯛という魚の神髄を
味わったような気さえして

ただザクザクと
どうだどうだと
珍しいモノや
手管を凝らしたモノが
溢れている世の中だけれど
食の満足は
ひょっとして外にはなくて

本当は家庭料理にこそ
求めるべきではないか
と当たり前なことを
改めて思ったりしたのだった


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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