下のコが敬愛しているトミーエマニュエルのアンジェリーナを聴いている一音一音がきらきらとした細かな雨粒のように降り注いで柔らかく優しく心が洗われるその感覚はわたしの中でフジ子ヘミングともどこか重なってあのカンパネラの慈愛のシャワーにも似て殊更に抒情を掻き立てる訳ではなくむしろ楽器の音色をとことん大切にしているからこそ出せる響きのような気がしてそんな風に何かを愛おしむみたいに表現できたら素敵だと思ううちに知らず癒されているようなのだった