小さい頃からの アルバムを 職員みんなで繰りながら お通夜の会場に いつまでも残っていた
施設に行くのが 大好きだった と言ってくれる程に わたし達は何を出来たのか 一緒に居たシーンの断片が ちくちくと胸を刺す
日々決まった時間のなかで ただ無事にお返しする そのこと以外に もっと彼が 生き生きと輝く瞬間を 沢山作れたのではないか
それは こんな場面でなくても 繰り返し思っている はずなのに 同じ一日が続くはずと つい安住してしまうのだ
それぞれに 残された時間は 誰にも判らない だからこそ 巻き戻したい なんて思わずに 生きて行きたいけれど
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