ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2013年01月23日(水) 消えゆくもの

たまたま
家で使っていた毛布が
オークションで億を超えた
って話しを
他所のブログで読んだ

その毛布は
ナバホインディアンのもの
だそうで
どれ位古いのか定かでないが
三世代に渡って
使われたのは確からしい


直ぐに思ったのは
自分のキリムは如何に
ってコトだったのだが
友人から頂いた時点で
60年程が経過し
ただ今65年
孫の代で何とかってトコか

もっとも高値が付くには
コレクター人気が必須だし
古ければいい
ってモンでもないのだが
先の毛布やキリムのように
生活の中に使われ続けて
経年残るモノにロマンを感じる

悲しいかな
そういうファブリックは
我が大和民族にはない
使われている素材が
絹や麻や木綿となると
摩擦や湿気の影響を受け
時間とともに
損傷が激しくなる

着物や帯はもちろんのこと
そのままの形で使用する
打敷の類でさえ
明治幕末がせいぜい
かと言って
手に入れたとしても
やはりコレクション
になってしまうだろう

その点
動物の毛を使ったものは
長年の使用にも耐える
そういう文化が
この国で発達しなかったのは
緑の大地からの豊かな恵み
があったせいだろうか

いつか壊れて
消えてゆく
そんな中に自分もいて
そんなモノを作っている
形を変えても残したい
と言うことが
せめてもの抵抗かもしれない


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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