生まれ変わった とまでは言わないが 今回帰って良かった
弟家族に送ってもらって 駅で別れた後に まるでいつかの帰省を 魂入れの旅 と称したわたしのように ムスコが言った
それぞれの人生は みんな途中に過ぎないけれど 誰かの越し方行く末も お互いの今を透かすと 幾重にも深くなり
ただ個人的な 母としての感情だった わたしの思いも シェアすることで もっと大きくなった
萌える梢の先から 天に向かって立ち上る エーテルのように 溢れる愛は 伝わる回路を太くして
そこには本当は 種類の違いや 制限なんかないってことを 確りと感じ取れたのだった
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