ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2010年09月14日(火) 但馬杜氏の贈り物

そういうモノが
あるとは知っていたし
古物好きなら
如何にも喜びそうだけど
縁がないと決め付けていた

だから
お話をいただいた時も
自分が使う
なんてつゆ程も考えず
時間が経って
ひょっとしてと思い
連絡をさせていただいた

そして今日
初めて実際に触れてみて
なんだかもうそれ自体で
完成されているのを感じ
この素材に相応しい
造作ができるのかどうか
畏れ多い気分になった

但馬杜氏が何年も
大切に使ってきて
まるで革のようになった酒袋
その繊維に濾されて
雫となったお酒は
どんな味がしたんだろう

仕事に使われた布の
圧倒的な存在感は
これまでに触れた
どんな素材よりも強い
それは
いたずらに形にしようとする
半端な行為なんて
寄せ付けない程に


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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