久々の友人宅に訪問し 雨に濡れて あっちにもこっちにも 這い出したカタツムリを 眺めていた
随分伸びた 金木犀の幹にもいて やつらにとっては まるでサンクチュアリだな なんて思って見上げてふと 二階程の高さの細枝あたりに 明らかに不自然な 何かがあるのに気付いた
下からは 黒い小さな切り株のようで でも二階に上がってびっくり 丁度お椀を伏せたような形が 枝から下に向かっている これは絶対蜂の巣に違いない
ネットで調べると どうやらそれは コガタスズメバチの巣で まずは女王蜂が一匹で 途中までを作り やがて生まれた働きバチによって どんどん巣は大きくなるらしい
今ならまだ オオゴトにならずに撤去できる っていうか今しかないだろ ってコトで 壊れたよしずの中から何本かを選び とりあえずのゴキジェットを携え いざ
何度か友人が突っつくと ぶうんとデカイのが一匹 慌てて窓を閉め 飛んでる場所を確認し 再び隙間を開けてジェット噴射 どこかへいなくなった所で 巣を突き落とした
欠けて落ちた巣は 湿気を吸ったウエハースのように 脆いものだったが 中が構築されれば こんな簡単には済まされないはず いやードキドキしたけどやれやれ
確か数ヶ月前に 軒下に集まっていた脚長バチも 偶然訪問時に発見し 窓の隙間から手を伸ばして噴射 ぶんぶん飛び回るのを 大騒ぎで退治したのだが その時も相当スリリングだった
まるで エイリアンの巣に向かう シガニーウィーバーみたいだ なんて友人は言うけれど わたしだって本当は 怖いものはあるのだ えーと
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