昨日までとは 明らかに違う 空気の変わりように じっとしていられなかった
少し秋の気配も含んだ はたはたとくるくると いろんなじっとりを 吹き飛ばすような風 少し高い所に上がって 緑の山にゆっくりと 影を落とす雲を眺めた
空がこんなにも近い
絶景でもなんでもなく ただ里山と それに囲まれた 小さな盆地に過ぎないが 人を和ませる 何かがここにはある
その小さい中に いろんな自然の光景と 人間の生活が詰まっている様は 上からすごく巨きな誰かが 好きにパーツを置いて作った 箱庭のようにも思え
それは わたしが成した訳ではないのに 自分の中から ひとつ取り出した無意識のようで
その箱庭のなかに 海に繋がる予感の川があることが あまりにも うまく出来すぎていて やっぱり 人間技ではないと 知るワケなのだが
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