ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2009年01月26日(月) 解るということ

骨をテーマにした
アメリカの人気ドラマを
テレビで初めて見た

ヒロインの法人類学者は
人の気持ちが解らない
論理的なタイプとして描かれていて
本人にとってもそのことが
コンプレックスになっている
一方ヒーローの捜査官は
彼女にそれを指摘しつつ
フォローする場面もある

けれども見ていると
ヒロインは特別鈍感なワケじゃなく
経験値に即して
他者の気持ちを推し量ることもできて
ただ人よりも
解っているつもりになることに
安住しないタイプで
だからこそ論理的と言えるのだろう

当たり前だけれども
解っていると思っている他人は
ただ自分の価値観に即して
色づけしているだけなので
あの人はこういう人
と言い切れるとしたら
相当偏ったスケールで計っている

それは時には
自分の心の健康を守る
防衛手段にもなるのだけれど
多くの人が
無自覚にしてしまうそのことに
安易に流れないというのは
ひとつ潔いスタンスという気もする

けれども逆に
安易に解ったとしない自分に
無自覚であったとしたら
それはそれで常に闇の中のようで
つらいかもしれない
一見解る風の捜査官は
処世術として
他人の気持ちを量ることが
上手なだけかもしれず
それだってコンプレックスになりかねない

ちょっと乗り切れずに見たが
ステレオタイプに
薄く描かれたふたりのキャラの中に
くるくると入れ替わる
陰陽の片鱗があって
膨らみを予感させる第一話だった


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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