すっかり小物に頭が向いて 限られた大きさに ぎゅっと詰まった 美しい布の輝きを見ていると 額に入った絵のようにも思える
しかしそれは ただ飾って眺めるものではなく 実用的な意味を持つ そのことが 二倍の価値があるみたいに 作る意義を高めてくれる
惜しみながら使っていた わたしの一番好きな丸帯も 服に使うより遥かに 少しの布で足りて だったらもっと他にも この素敵な生地を使って 何かできないかと思う
それぞれは たったひとつの表現だけれど そんな風にしたら ひとりではなく 複数の人に この生地を届けることができる
あー 小物って そういうものなんだな と 初めてその意味を知った気がする ひょっとしたらこれが 今までの限界を 打破してくれるかもしれない
いろんなアイテムを でこぼこ進みながら いつか全てを押し並べて 展開できるようになりたい そうしたら きっと ここではないどこへでも行ける
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