シャツは昨日縫い上がった
進むべきところに向かって きちんと過程を踏んで ただ手を動かすことを考えた 余計なことは 頭から追い出して オモシロさなんて求めずに
なのに 縫い上がった後の ふつふつと湧き上がる このヨロコビと充実感はどうだ 自由に縫って いつが終わりとも知れない ぐるぐるなやり方を ひょっとしたら上回っている
あれれ いったい 何がどうしたと言うんだろう 同じように型紙を作って 縫ったことだって これまで何度もあったのに おかしいぞ
たぶんこれって 仕事の悦びだ 好きとか嫌いとか その他に 自分を甘やかすいい訳が 一切通用しない所で頑張った あの感覚と一緒だ
ようやく わたしもオトナに なれたかもしれない いや このカンジで きちんとやっていけるなら それがきっと 大人ってもんだろう
今なら やった方がいい と思いながら できなかったことを やれるかもしれないぞ ふとそんな気がした
まずは これまでに作ったものを 型紙化する そして 一生手元から離したくない 貴重な大好きな布たちで サンプル兼自分用を作る
お客さんにはそれを見ていただいて その上で手持ちの着物で リメイク服を製作させてもらう 以前はまだ そんな準備ができていなくて 次が繋がらずにいたのだ
あー 少しずつ種類を増やして メンズも増やして そうして 小さなチラシを作って配る きちんと顔を合わせて 誤解のないように コミュニケーションを取りながら 最後に着てもらった姿も見たい
この地域の 埋もれた着物に 陽の光を当てたい お店じゃお眼に掛かれない 普段に着られていた 素敵な着物と もっともっと出合いたい
|