ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2008年07月16日(水) 夏の休日の服

暑くなると
他の季節よりも
いっそう
黒っぽい服が
気分になる

紫外線を吸収しにくい
という
実用的な面よりも
そういう服を着て
飴色に艶のある木の床の
カフェだったり
陶器を並べるお店だったり
を訪れるシーンが浮かぶから

お店は他にも
雑貨屋でもなんでもいい
直に床に置かれた籠に
普段使いのグラスなんかが盛られ
足元にも注意を向けながら
冷房の効いた
ひんやりした空間を
コツリコツリとゆっくり歩く

そのときには
スカートでなくてはいけない
ワンピースでもいいが
ともかく丈は
ふくらはぎの下まであり
例えば少し屈んで
グラスを手にしようとすると
飴色の床に
濃い色の裾が接して広がる

ただ
訪れる空間のイメージと
その時着ているものの
膝から下あたりが
夏のワンシーンとして
フラッシュバックのように
繰り返し出てくる

たぶんそれは
夏の休日なんだろうと思う
何と言うワケでもなく
都会に出かけ
素敵なお店をいくつか覗き
透明な氷を
カランとストローで回して
アイスコーヒーを飲む

そういうときに
誰に見せるためじゃなく
ひとりの自分を楽しむために
相応しい服がある
裾廻りから
パンしていかないのは
いく通りもの服を
縫ってはそこに
当てはめるためだろうか


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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