ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2008年07月13日(日) オリジナルとは

昨日は
お休みをもらって
着物リメイク展を見に行った
ひとくちにリメイクと言っても
中にはあいたたなモノもあるので
正直あまり期待していなかったが
すごく良かった

何が良かったかと言うと
いわゆる洋裁的な作り方ではなく
並幅をそのまま生かして
ちょっとしたアイデアや
生地合わせの工夫で
いろんなバリエーションが生まれていた

けれども
作者にお話を聞くと
そういうリメイクの教室に
もう10年も通っていて
オリジナルの形を習い
しかもデパートで販売するときには
先生にもマージンを払うのだというので
ちょっとびっくり

そういう世界があるんだなー
お茶やお花みたいに
上に行くにはお金がいる
ってホドではないにしろ
なんだかすごく日本的な
縛りの臭いがして
まずわたしなんかには向かない

んで
もし同じ形を作りたいなら
まず買って
それをばらして
型紙を取りなさい
とその先生は言うらしい
ただ見て盗用はあかんよ
とそういうことなワケだ

オークションなんかでも
本に載った形そのままを
堂々と作って出品している人もいるが
じゃあそもそも
本当のオリジナルって何か
となると
その判断はすごく難しい

でもいつも思うのは
どんな形でも
きちんと
その人のものになっているかどうか

自ずと出来上がった服から
漂って来るんじゃないかと

すごく縫うテクニックがあって
素敵な形を取り入れて作って
さあできた
としても
本当に自分で作ろうとしていなければ
何点作っても
しょせんは借り物の形以上に
広げることはできない


それでもそれを見て
ああステキ
と思って
買う人はいるかもしれないし
そういう売り方をして
嬉しいと思えるならそれでいい

ただそれだけのこと

わたしは思ってしまうのだが
理想論に過ぎないだろうか


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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