ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2007年04月20日(金) 丸太橋の恐怖

用事があって朝から友人宅へ行き
こごみ採りに便乗した
そんなつもりはなかったのだが
山菜野草を採るなら午前中に限るし
今日はあまりにも天気がよかった

もう既にこごみには遅く
どこもかしこも伸び切っているのだけど
いつも採っている川の上流へ行き
対岸の葦の中に
群生しているところを攻めようというのだ

川は道路からかなり見下ろす位置にあって
幅は4〜5メートルというところ
水深は大したことないけれど
下まで下りることはできないし
できたとしても長靴じゃないと無理
いったいどこから向こう岸に渡るのか聞くと
橋があるというのだった

かる〜い口調だったので
ギモンも持たずトコトコついていくと
そこにあったのは3本の丸太
皮のついたままの針葉樹が
ただ渡してあるだけのシンプルなもの
それぞれの木は何の繋がりもないばかりか
足を横に置いたよりも細い気がしたのだが
本当はもう少し太かったかもしれない

微妙に隙間の空いた丸太の
両脇の二本に交互に足を運び
難なく渡り終えた友人の後にいざその前に立つと
意外な高さにビビッた
真ん中は踏んじゃダメと声が飛ぶので
あらためてよく見ると
なるほど真ん中の一本は
朽ちかけているようで
気持ち下に落ち込んでいるではないか

ちょっと待てよ
だいたい両脇の二本だって
友人より遥かに重いこの体重に
耐え切れるかどうか解らないではないか
そう一瞬のうちに思ったらもういけない
これに比べたらスリルライドなんて目じゃない
絶対無理無理渡れるわけがない

かといって
そのままこちら側で待っていることもできず
腰が引けた状態で一歩ずつ恐る恐る進み始めた
体重を掛ければそれぞれの木は
反応してたわむのでいっそう怖い
途中で少し先を見てとのアドバイスに
なんとか渡りきったものの
寿命が5年位は確実に縮んだ
っていうか
今日は誕生日なので
実際ひとつ歳をとったわけなんだけどさ

二度とあんな思いはしたくないと
帰りはちょっと遠回りをして
道路に直接上がれる場所まで行った
最初から教えてくれればと思ったけど
まさか友人も
わたしがあんなビビリとは知らなかったろうし
わたしだって知らなかった
でも
これが子ども達を引き連れてだったら
強いかーちゃんで頑張っちゃうかもしれない

モンダイのこごみは沢山採れて
その後場所を変えて
わらびにゼンマイを大量に採り
いい感じの流れがあったので
靴を脱いで足を浸し
つめたすぎて二秒で上がり
まだ萌えきらない春の梢の
けむったような山肌を満喫したのだった


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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