愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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| 2017年02月15日(水) |
「DOGS ーINTERVALー」の感想 |
CRAFTの71号に掲載されてた「DOGS」の読み切りの感想書いときますね。これを一日一回は読まないと、心穏やかに生活することができない気がするんですが、一日一回読むことによって心穏やかでいられてない気もしています。あれ?なんか文章おかしいか。いや、文章じゃなくて内容がおかしいのか。もうそれも分からない。何がおかしくて何がおかしくないのか分からない。おかしいの意味も分からなくなってきた。そんな感じなんですが、これを書いたら、明日からは日常のことを書く日記に戻ろうと思う。萌え状態持続よる疲労感の募り…。日常生活に差し支える…。DOGSの読み切り、内容をほぼほぼ引っ張ってくることになると思うのでネタバレ必至です。常にネタバレしてるけど。あと、もうちょい改行入れよう。いつも改行し忘れるんです。 まず、表紙からして突っ込み所がある。 「元上司と元部下、あるいはセフレ、それともー?」 と、あるんですが、えっ、セフレ?その発想はなかったわ。違和感あってびっくりした。そんで、また課長が「変態エリート上司」呼ばわりなんで、それは違うよ、と。変態要素ないから。ほんとに全く変態じゃないので、まじめにやめてほしい。やめるといえば、いい加減、課長っていうのやめます。もう課長じゃないから。斉藤さんって呼ぶわ。気持ち的には斉藤様だけど、恥ずかしいから。矢島は斉藤さんのこと「あんた」いうてたな。あんたて。上司なのに。いいけど。矢島なら。片桐が長谷川さんをあんた呼ばわりするのは許さん(素)では内容へ。斉藤さんが異動してから一週間後の話です。新しい課長は、穏やかそうで落ち着いたおじさんです。 「(新しい課長は)いい人ですけど、前とのギャップがすごすぎてとまどいますね」 と、香川。笑う。前の人(斉藤さん)、強烈でしたからね。これちょっと、斉藤さんロス気味じゃないですか。なんやかんやで斉藤さん、結構好かれてたんかな。矢島、新しい課長に呼ばれて、執務室で仕事の指示を受けてるんだけど、途中で「体調悪そうだけど大丈夫?」って聞かれる。斉藤さん異動前、毎日執務室で事に及んでたんで、部屋にいたら条件反射的に反応しちゃうっていう。はー、大変だなー。そもそも職場でやるなって。斉藤さんのせいだけど。矢島は、空いてる会議室で、心身が落ち着くのを待ってる。そんで、斉藤さんのこと考えてる。斉藤さん、「離れたらお前のことばかり考えそうだな」なんて殺し文句かましといて、一週間一度も連絡してこないの。そんな感じする。マメに連絡寄越すタイプにはとても見えない。それに、忙しいし仕方ないよね。矢島、連絡ほしかったの?可愛いなあ。なら、矢島から連絡しちゃえよ。しないか。してあげたら、斉藤さん、めっちゃ喜ぶだろうなー。矢島、そろそろ戻ろうと部屋の扉を開けたところで、逃げ出して追いかけられてる被疑者に遭遇。矢島がパンチ食らわすのと同じタイミングで、被疑者に蹴りを入れる人物が。ああその長いおみ足は、元課長その人、斉藤様じゃないですか。やっぱしスリーピース。かっこいい。なんだか美貌が増してらっしゃる。矢島びっくりしてる。斉藤さんは矢島をチラリともせず、「お前ら、俺がいなくなってたるんでるんじゃないのか」とのたまいました。うん。そう。恐怖政治(言い過ぎ)が終わって、気が緩んでました。斉藤さん、署長に話があって訪れたそうです。矢島、斉藤さんを目で追っちゃうのね。まあ、その場にいた全員、斉藤さんを見てると思うけど。うわー元課長出たーー(お化けが出た殺人鬼が出た的なノリ)ってなってるから。でも、矢島はそういう意味合いで見てるんじゃないんで、そんな自分に苛立つんです。仕事終わる頃、矢島は香川を飲みに誘います。飲んで発散しねーとやってらんねー、らしいです。上がる前に、書類を経理に出しに行ってる途中で、斉藤さんに出くわす。矢島は一瞬動揺するが、「どーも」と軽く会釈して通り過ぎようとしたところ、斉藤さんに手首掴まれて近くの会議室に連れ込まれる。 「おい!何しやが…っ」 矢島の抗議とか聞くわけない。だって強引だから。抱きすくめてキスして事に及んじゃうから。もーまた職場で。斉藤さんったら信じられない。まだ18時なんで、みんな残ってますよね。なのにやっちゃう。ほんと普通に色々心配。斉藤さん、上着は脱いだけどベスト着たままだよ。余裕ない感じになってくのとか、萌える。斉藤さん、一言も発しなかったなー。事後、矢島は、乱れた息がなかなか元に戻らず、ぐたっとしてんの。したら、斉藤さん、 「俺は手加減したぞ。ヤワだなお前」 だと。ちょっとー、やっと喋ったと思ったら。もっと他に言うことないんか。矢島はムッとして、 「…サルだろ、あんた」 と。斉藤さんをサル呼ばわりするなんて矢島くらいだわ。斉藤さん、機嫌良さげに、 「ならお前はよく鳴く犬だな」 って言ったら、矢島は、 「バカじゃねーの。んな声出してねーよ。……ったく満足したかよ。署長にゴマするついでに性欲解消(スッキリ)できて」 なんて、憎まれ口たたくんだから、かわいいかわいい…って、あれ?斉藤さん?怒ってらっしゃる!?矢島の言いようが、お気に障りましたか!? 「ああ、手近に処理に使える奴がいると助かる」 あー、やっぱり怒っていらっしゃる…。矢島は、斉藤さんの言葉にかっとなって起き上がる。斉藤さんは矢島の胸ぐらを掴み、 「不満か?なら二度と言うな」 だって。迫力あるわー。かっこいいー。でも、矢島が悪態つきたくなるのも分かる。だって斉藤さんたら何も言わないんだもん。甘いこと言うような人じゃないって分かってるけど、一週間ぶりに何か優しさ的なのほしいよ。矢島、言い返すんだよ。 「その通りだろーがよ。寄ったついでにヤッただけじゃねーか。終わったんならさっさと失せろ!」 とことん憎まれ口。まあこの流れじゃ、無視するか悪態つくかしかないと思う。はい分かりました二度と言いません、はないでしょ。そしたら、斉藤さん、何かに気付いた。おっ、甘い言葉出るか?それとも言い返してケンカになる?はたまた有無を言わさず抱き締めちゃう?とワクワクしてたら…。 「なんだ、デート的なことがしたいって話か?それならそうと早く言え。どこでも連れてってやるぞ。どこに行きたい?今度の休みでいいか?」 えっ、何(笑)すごい機嫌良くなってるし(笑)なんちゅう独善的な。我が道を行ってんなー。それにしても機嫌悪くても良くても男前。見た目だけは…。矢島は毒気抜かれて、ついていけてない感。あーデート嬉しい。死ぬほど嬉しい。嬉し過ぎて失念しそうになるけど、香川、待ちくたびれてるやろな…。 デートの行き先は水族館です。イルカショー見て喜んだり、幻想的なクラゲたちを静かに見つめたりしたんでしょうか。すごくいい。二人の後ろをついて行きたい。斉藤さん私服姿もかっこいい。さぞお高いお召し物なんでしょうね。斉藤さんなら何着てもお似合いになるでしょうけど。布巻いてるだけでも神々しいと思いますよ。 「まさか水族館とはな。好きなのか?」と問う斉藤さんに、「悪いかよ?」と答える矢島。可愛い。可愛くない物言いが可愛い。でも矢島だから可愛いのであって、生意気な女子みたいなBLの受けがこんな物言いしたら全く可愛くないし心底どうでもいい。矢島だから可愛い。 「いや、俺も好きだ。こういうときの王道だしな。つきあって最初に行くところといえば、ここか映画か夢の国あたりだろ」 という斉藤さんの台詞に、つきあってんのかコレ!?と思う矢島。やることはやってるけどどんな関係か考えたことはなかったんだって。そうだったのか。考えたことなかったのか。どうなのそれは。ちょっとは考えたほうがいいよ。じゃーセフレもあながち間違いとは言いきれないな。矢島にとってはね。斉藤さんにとっては矢島はステディだけどね。あー面白い。俺、こいつのこと好きなのか?と自問する矢島。今更自問しとる、と驚く私。そんな段階はもう過ぎてると勝手に思ってた。斉藤さんのこと、好きだろ、矢島。好きに決まってる。ふと斉藤さんが、 「しかしあれだな、こんな魚ばっかり見てると寿司食いたくなるな」 って言うの。矢島、思わず笑っちゃう。 「はは!分かるけど。あんたモテねえだろ」 って。私も斉藤さんモテないっていうか付き合ってもすぐだめになる理由分かる気がする。でもこのシーンでは思わない。水族館の魚見てお寿司食べたくなってそのことを付き合って初めてのデートで相手に言うのは全然いい。むしろ可愛い。私は、斉藤さんの「なんだ、デート的なことがしたいって話か?それならそうと早く言え」で、あんたモテねえだろってなった。ひとりよがりなんだもん。もはやそこも大きな魅力ではありますが。でもモテなくていいんです。実際はビジュアル的にもポジション的にももてはやされる思うんですが、とにかくそんなのはいいんです。何故かというと、それは斉藤さん本人がおっしゃってくれます。斉藤さん、矢島の屈託ない笑顔と物言いに、心を打たれるのね。好きが溢れるんです。分かります分かります。ダダ漏れです。 「そんなもん、一人いれば十分だ。相手なんか、お前がいれば十分だ」 そして、手を絡める…。もう!こんなの待ってた!こういうの、ほしかった!!喉から手が出るほどほしかったけど、実際目の前にそれが現れたら、喉から出た手が震え上がって喉の奥に引っ込んだせいで苦しくて泡吹いて倒れるかと思った。めっちゃ萌えた。矢島は当然ドキンとなる。で、『なんだこれ』ってなる。なんだこれて(笑)なんだこれて(怒)この期に及んでなんだこれか!いいけど。矢島だから許すけど。それにしても水族館空いてんな。貸し切りか?(笑)この後、ほんとに寿司食べに行くの。回ってないですよ。店での二人の描写は一切ないです。水族館シーンの後は、寿司店から出てきたとこから始まるから。寿司食べながらどんな会話したんだろー。あんまり話さないか。矢島、 『課長が酒飲んでんの初めて見たかも。あ、そういやもう課長じゃねんだ』 って思う。今更ですよ。あんたあんた言うてるけどどーすんの。斉藤さんって呼ぶのか?誉さんでもいいよ。呼んでるとこ全く想像つかないけど。斉藤さんも、矢島のことたまには名前で呼んでみたら。千紘(ちひろ)だよ。ちーちゃんだよ。可愛い。 いつのまにやら夜の10時半になってて、そろそろ帰らないとな、と腕時計(60万)を見て言う斉藤さんに、矢島は思わず、 「なんだ、やらねえのか」 って言っちゃう。どうした矢島。思ったことがつい声に出ちゃったそうです。お酒入ってるから?基本、受けのこの手の台詞には、あざとさを感じて心の温度が低くなるんですが、矢島なので高まった。斉藤さんはもっとずっと高まったと思う。 「やけにかわいくなったな」 だって。元々可愛いけどな。初めて見かけたときから可愛いって思ってたんだろうけどな(妄想)でももっと可愛くなったんですね。デート効果ですね。矢島、恥ずかしいし気まずいよね。 「ごっそーさんでした」 って背を向けて帰ろうとしたら、斉藤さんに腕掴まれて、 「食い逃げは犯罪だぞ」 て言われる(笑)そんで、斉藤さんちに行くんです。これ部屋入ってすぐか。立ったままキスしてんですが、すごいなーと思って。萌えの前にまず、その情熱に、おー、すぐそーなるんだー、っていう感心がくる(笑)初めてのお家訪問だし、とりあえずまずリビングでくつろいだりとかしないんだ。そっこーなんだ。すごいな。キスシーン、萌えたわー。矢島、恥じらってるっていうかちょっと戸惑ってる?今まで斉藤さんとの関係性について考えないまましてたけど、考えてるから戸惑っちゃうのか。でももう答えは出てるんです。こっから。こっからなんですよ。残りあと二ページなんですが、そこに答えがある。全てがある。このままここで及んじゃう気配の中、矢島が、 「…随分殺風景な部屋だな」 と。斉藤さんは、 「物があると厄介だろ。何かあったときに」 と言う。それに対する矢島の台詞が、 「ねえよ、何にも」 です。ここに全てがあると思いました。何にもない、に、全てがある。斉藤さん、何かあったときのこと、ちゃんと考えてる。いつも頭のどこかにあるかもしれない。そうやってずっと生きてきたんです。そこに、矢島が、「ねえよ」で割って入ったの。ない、なんて、言い切れないですよ。ないわけない。それを分かった上で、矢島は、ないって言い切ったの。本心で。こんなこと、あります?その人さえいれば他はもういいってくらい好きな人が、あんたの今後にはあんたが心配するような何かは起こらないって言ってくれたんだよ。もうこれ伴侶やん。ほんとう、斉藤さんよかったね、って泣きそうになった。矢島は深く考えずに言ったのかもしれないけど、こうなったらもう斉藤さんの伴侶になる覚悟を決めて下さい。さらに、「ねえよ、何にも」には続きがあり、 「だから今度の休みはこたつ買いに行こうぜ。デカいやつ」 「まさかこの部屋に置く気か?」 「日本人なら冬はこたつにみかんと決まってんだよ」 です!痺れるわー。将来を約束したあとに(妄想)、今度の休みの約束するとか見事すぎる。この冬は伴侶もいるしこたつもあるしみかんおいしいしで寒くないね…。ほんとに素晴らしい読み切りでした。この読み切り、タイトルに「インターバル」とあるから、続編あるよね?なかったらどうしよう。あったとしても、もしも、別キャラが主役で、この二人が出なかったらどうしよう。そうだったら悲しすぎて途方にくれるので、期待しすぎずに待ちます…。
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