愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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夏休みが、終わってしまった…。昨日、海水浴場のすぐ近くのカフェに行ってきました。激混みです。20組待ちです。都会の人の感覚だと、20組くらい大したことないのかもしれませんが、こっちではありえないほどの混みっぷりです。待つけどね。海水浴シーズンは過ぎていて、海の家も閉まっていますが、ビーチは、カフェ待ちの人々で賑わってました。砂のお城を作ったりしているうちに、一時間が過ぎ、お店に入れました。我々の後に、待ってる人がまだまだいるので、ささっと食べて退散です。私は、もっちゃんと砂遊びをしながら、夏の出来事を回想していました。ブルーベリー狩りしたり、ワークショップで工作したり、夏祭りを楽しんだり、海で泳いだり、動物園で犬と散歩したり、混雑を避けて、花火大会には行かなかったけど。うちのマンションのベランダから花火が見える、って、あいつを誘って、一緒に花火を見た。酒はあまり好きじゃないから、炭酸を飲みながら。奴は飲めるクチなのに、用意してやってたアルコールは口にせず、お茶を飲んでる。花火は、遠目だし、半分ほどがビルに隠れていて、臨場感など全然ないが、それなりには綺麗だ。 8月22日の土曜日。 「誕生日、おめでと」 もう花火はクライマックスだ。最後の盛り上がりを見せている。半分隠れてて見えないけど。 「もう過ぎてるけど。一昨日なんだけど」 そんなことは分かってる。だけど、いちいち、当日に、電話したり、会いに行ったり、それは有りなのか? 恋人同士でも、仲良しの女子同士でもあるまいし。そもそも、一昨日は忙しかったし。とはいえ、LINEくらいすればよかったか。でも、それすら、なんかちょっと恥ずかしい。 「なー、一馬、明日、暇?」 「…なんで? 別に暇ってわけではないけど、空いてる」 「じゃー、どっか行くか」 「バイトは?」 「休み」 「土日に休みなんて珍しい」 「たまたまな」 たまたまなわけあるか。二週間前から根回ししてるわ。 「ふーん…」 「あ、花火終わった。ていうか、行くのか行かないのかって話だよ」 「行くに決まってる」 「そりゃそうだろうよ。最高のプレゼントだろ」 冗談なら、気軽に口にできるのに。 バカじゃねーの、って返されると思ってたのに、 「そうだな」 って。そうか。そうくるか。 「どこ行きたい?」 「どこでもいいよ」 「あなたと一緒ならどこでも楽しいよ、ってことだな」 「バカじゃねーの」 はー、よかった。 という、若真なんです(ええっ)。そんなわけで、今更ながら、改めまして、真田、おめでとう!
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