愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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蛇足になってしまいそうですが、続編もやります。まだ見てやるよという方は、またお付き合いお願いします。多分、すぐ終わりますので。それにしても、普通の日記の書き方を忘れてしまいそう…。では、以下、コンビニネタの続編。
高校二年生になったよ。 ある日の夕方、郭家にて。また若菜は暇潰しに来てる。郭は、若菜のことは気にせず、夕飯の準備。 「一馬ってな、幼稚園の頃、一般的に見て、可愛かったんだぜ」 「一般的に見て、って」 「今だって可愛いよ、っていう返しを避けるために、一般的に見て、って付け足したんだよ。贔屓目抜きでってこと。俺ほどではないが、可愛かったんだ。幼稚園入る前は、女の子に間違われることも結構あったらしい。それがどうしてこうなったのか。小学校低学年のときは、まだまあまあ可愛かったかもしれん。しかし、三年の時には既に可愛くなかった。今ではほぼ昔の面影がない」 「コメントの仕様がないよ」 「幼稚園時代の写真が見たくなっただろ?」 「どうせ見せる気ないんでしょ」 「ケケケ。まあ、それでな、昔、一馬の母さんは、一馬が変な人に変なことされたりしないか、すごい心配してて、」 そこで若菜の携帯が鳴り出し、 『早く帰ってきな。ご飯だよ』 若菜姉からだった。 「そんじゃまあ、帰るわ。写真は見たけりゃ本人に見せてもらえ!」 (何なの、こいつは…。いつものことだけど)
それから間もなくの日曜。真田家にて。郭が真田家に来てる。 「一馬って、幼稚園のとき、どんなふうだったの?」 「ん? なんで?」 「結人が、幼稚園時代の一馬がすごく可愛かったって言うから、写真があるなら見てみたいと思って」 「えーっ。何それ…」 「そんなに可愛かったの?」 「普通だろ。それに、園児ってみんなそれなりに可愛いんじゃないか?」 「そういうんじゃなくて、贔屓目抜きで一般的に見て可愛かったって。写真見せて」 「やだよ。そう言われたらやだ」 「今でも可愛いよ」 「…嬉しくない…。 それはともかく。家庭教師のバイトはもうやらないのか?」 郭は、塾長から、受験生じゃないならいいんだろう、と、中二の子を紹介されそうになったんだけど、断った。断っても、しつこく電話がかかってくる。 「中学生はもういいよ」 「じゃあ、小学生とか」 「それはそれで嫌だよ。 今年度は、同学年を一人みる」 「高二を!? 何高?」 「E高」 「俺と同じ、…って、あっ、」 そこで真田は思い当たる。自分のことなんだろうって。 「それって、俺?」 「そう」 「時給払うけど…」 「まだそんなこと言うんだ」 「だって、申し訳なくて。お菓子は、母さんが用意したものだし、俺、英士に何も返せないんだけど」 「そもそも、教えるというよりは一緒に勉強する、という感じだから」 「でもやっぱり、教えてもらうことになるもん。なってるし。俺、何かできることあるかな? 俺が英士にできることって、何なんだろう。できることは何でもするんだけど」 「何でも?」 「うん」 「そんなこと、安易に言わない方がいいと思うよ」 「安易じゃないよ。本気だし、真剣だよ」 それならなおさら、言わない方がいい、というか、言わないでほしい、なんて思ってしまう郭だった。
というような、ゆるーい感じで、しばらく続けます。
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