愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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中三のOとFは、友情を育んでいきます。ところで、中三といえば高校受験が控えているね。Oの成績は中くらいで、Fはトップクラスだよ。Fは一番の進学校(仮にA高にしとこう)志望で、Oはまあ行けそうなとこに行く予定だったんだけど、OはどうしてもFと同じ高校に行きたくて、死ぬ気で勉強したら行けるかもって思って、本気で勉強し始めます。Fにも家族にも宣言する。そしてFに勉強教えてもらう。先生にも教えてもらいに行くし、予備校の夏期講習とかにも参加するよ。寝る間も食べる間も惜しんで勉強するもんだから、Oはついに体調崩しちゃう。親はびっくりするし、心配するんだけど、「こんなに頑張るなんて、すごい!」と感心してる。FはもうOが心配で心配で、「こんなに頑張って、落ちたらどうするんだ」と不吉なことを考えてる。体調崩したっていっても、元々Oは健康だし、寝不足で頭痛がしたくらいで、一日学校休んだら治ったんだけど、Fは当然お見舞いに来るよ。授業のノート持って。 「ノート助かる。ありがとう!」 「それは全然いいんだけど。大丈夫?」 「うん、もう平気。元気。明日は学校行くから」 「そう。安心した」 「こんなに頑張ってるんだから、俺、受かるよな?」 「そうなるよう願ってるよ」 「そこは、受かるよ、って言ってほしい…」 「…そんなにA高に行きたい?」 「A高に行きたいというか、Fと同じ高校に行きたいんだよ」 「俺も、Oが同じ高校だったらうれしいけど、でも、たとえ別々の高校に行ったとしても、ずっと友達だと思うし、 「ずっと友達ではいられるかもしれないけど、一番の友達ではいられないと思う。やっぱりお互いそれぞれの学校で、仲良い奴ができるんじゃない?」 「それはそうかもしれないけど」 「俺は、それは嫌なんだよ」 「…そう」 「嫌なんだよ、ほんとに」 そんなわけで、Oはもうほんとに勉強するから。そしてA高受かるから。そしたらOは人目も気にせずFに抱き付いて、やったー! って。嬉し泣きするよ。Fもうっかり泣いちゃいそうになるけどそこは我慢。 「俺、今までで一番うれしい!」 「うん、ほんとによく頑張ったね。おめでとう」 「ありがとう! ほんとにうれしい! あっ、Fも合格おめでとう」 「うん、ありがとう。これからもよろしく」 「うん!」 まあそんなわけで、よかったね。まだPが出てきてないけど。というか、もう何この日記(素)日常にHMが潜んでるどころか、日常がない。HMしかない。しかもドーナツだし。
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