さて、日記の日付は18日ですが、まだまだ17日午前の出来事でございます。
本日1回目のゆるゆるで且つ大としては2回目(1回目の大は既に松本で済ませていた、ややゆるだった)を済ませる為に鍛冶橋まで逆戻りしたワタシ達は(Kちゃんいつもすまないね・・・)、出すものをガッツリ出し今度はさんまちへと向いました。

ああ、ここだ!この風景だ!
ここがワタシが思い描いていた飛騨高山の風景だったんだ!
江戸時代や明治時代に建てられた町屋造りの家屋で構成されているこの上三之町。
脇を流れるキレイな水路のせせらぎに耳を奪われ、黒い連格子の家屋に目を奪われ、そして、通りのいたるところにある味処からのいい匂いに鼻を奪われるなんとも魅惑的な街並みである。
安川通りから高山市政記念館まで、あっちの土産物屋さんに入り、こっちの造り酒屋さんに入り、そっちの味噌屋さんに入り、そしてまたこっちの土産物屋さんに入り、目の保養、鼻の保養、舌の保養と全身全霊で街並みを楽しみながら通りを練り歩く。

喉が渇いたのでコーヒー屋さんに。
藍花珈琲店。
軽井沢の茜屋を思わせるような大正ロマンの薫り漂うステキなカフェだ。

店内も白壁土蔵造り。
天井が高くとても落ち着いた感じで実に和むのである。
ステキなのは造りだけではなく、コーヒーの味も格別。

炭火で焙煎したあと石臼で挽いたコーヒーは、豆の粗さが異なるため、深いコクと香りが味わえるのだそうだ。
さすがに暑さには勝てずアイスコーヒーをお願いしたのだが、これまたとても濃厚で豊潤な味わいであった。
ここでKちゃんトイレタイム(小)。
お化粧ばっちりで清々しい顔をして出てきた女性のあとにトイレに入ったKちゃんは、その人の凄まじいうんこの残り香でしばし魂が抜け落ちる。
あっちのテーブルですました顔しておしゃべりしてるけど、いったいどんなうんこをしたのだろう?
こっちのテーブルではうんこの硬さと臭いの比例についてで盛り上がる。
あれだね、うんこはどこでしてもいいけど、後の人のことを考えてした方がいいね。
ワタシのウンコはストロベリーな香りだから問題ナッシングだけどさ。
さて時刻はようやく12時。
まだ食べれるけど、そろそろあれが食べたいので散歩がてら再び高山駅方向へ歩く。

元祖牛玉焼のお店「米丸屋」へ。
実はここ、高山に着いて早々食べたくて寄ったのだが、いかんせん時間が早すぎてまだ開店前だったのだ。
※写真は開店前の早朝に撮ったもの。

タコの代わりに牛肉が入った牛玉焼。
ほうほう、ネギと紅生姜が乗っかっているのか、なるほどなるほど。
さっそく1つ購入。500円也。
キルは牛タコをクリアした!
中を見てみると、ホントだ!牛煮込みが入っている!おもしろい!
味は・・・ふむふむ、悪くない、悪くないよ。
だけどね、タコが入ってる方が断然美味いよ(きっぱり)。
やっぱあの歯ごたえには勝てないよ。おまえさん。
けっこうな満腹にも関わらず、勢いのついてしまったワタシ達は次の獲物を求めて神田町へ。

次に向った先は、やよいそば角店。
数ある高山ラーメンの中で最も美味いとウワサされているお店の中の1つだ。
通りを挟んだ対面に本店もあるのだが、こっちの方が人が多かったので角店を選択。

中華そば小盛500円也。
キルは高山ラーメンをクリアした!和風ダシのきいた醤油ラーメン。
毒々しい醤油の色のワリにはさほどしょっぱくなくとにかくあっさりで美味い。叉焼も柔らかくてトロトロ。
が、細打ちのちぢれ麺が惜しい。
だってチキンラーメンを食べてる気分になっちゃうんだもの。
うーん、まさごそばに行った方が良かったのだろうか。他店もちぢれ麺なのだろうか?
そして腹具合を考えて小盛りにしたのだが、小盛りって言うかこれミニ盛り?吉牛のどんぶりほどしかない器だった為量が全然足りなかった。小盛りがあるって理由でこのお店に来たのだが、普通盛りでも充分完食できたような気がする。
え?ワタシの胃はブラックホールかって?
たぶんそう。
なんだか甘いものが食べたくなってきた。
再びさんまちへと参りましょう。

食べやすいサイズの鯛焼きのお店を発見。
「咲くやこの花」。
あんこ、チョコ、クリーム、チーズ、ウィンナー、この5つを自由にチョイスできる小鯛焼き。
10cm程度の可愛い鯛焼きのセットだ。

もちろんワタシは1個ずつがいいな♪
小鯛焼きミックスを購入。1袋200円也。
店先を流れる水路の淵にあるベンチに座り、さっそく小鯛焼きを食べることにする。
高山の街はいたるところにベンチが置いてありとても便利だ。
歩き疲れてちょっと休憩したり、ちょっと食べたりするにはもってこいなのだ。
ところが、
ああああああああああ!!!!!!寝不足がたたったのかそれともただのヌケサクなのかKちゃんが小鯛を1匹水路に落としてしまう。
なにやってんのよぉー!!Kちゃんのバカバカバカぁー!!
水路に落ちた鯛焼きはまさに泳げたいやきくん。
とてつもない勢いで下流に向かい流れてしまったそうだ(Kちゃん談)。
せめて泳いでいったたいやきくんがあんこでありますように。
そう願いながら袋から1つ取り出し頬張ってみると、
あんこじゃん!!!!!!Kちゃんのバカバカバカぁー!!
Kちゃんは反省したのか喰い掛けあんこたいやきを食べてくれる。
残っていたチーズとウィンナーはとても美味かった。
あんこもクリームもとても美味かった(Kちゃん談)。
つまり流れたのはチョコ。はい!そこの人大正解!座布団5枚だ!持ってけ泥棒!
嗚呼腹いっぱい。
その上歩き疲れてめっさ眠い。
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長い1日だったなぁー。そして、ホントよく喰った1日だったなぁー。
時刻はまだ3時、これから夕食なんだけどね。