クロベエを送る会(正式名称は“徳永善也を送る会”)に行ってきました。
良い会だった。 いろいろと、はじまる前には不安とか、やっぱりあったけれど、実際始まって みたらすごく善い会だったと思った。 (どうしても↑この漢字を使いたかったのー。笑)
12時半頃に皆来てね、と享氏が以前に書き込みをしていて、あと、11日の たかなひろあきくんのライブの時にユーちゃんに友達が聞いてみたところ、 1時から関係者だけでの送る会をして、2時からファンとか一般の人達を 入れて、という話だったので、12時すぎくらいに新木場に着くような感じで 行こうか、と言って向かった。
着いてみると、すでに500人(もしかしたら800人くらいいたのかも しれない)くらい集まっていて、アゲハよりちょっと先の広場みたいな所に 皆並ばされていたので、そこに並んだ。 待つこと1時間半くらい?(でも私たちより後から来た人たちはもっと待ったん じゃないかと思う。) 私と友達は、ちょうど2時くらいに列が動き出して、その後2列になってアゲハ までの道を進んだ。 かなり晴れていて、日傘を持ってきてなかったことを結構後悔。 炎天下の中、倒れる人いるかもしれないね。と言いつつ、途中からハンカチを 頭にバンダナみたいに巻いて待っていた。(そうすると結構楽だった。) ・・・今回の私の中での教訓として、晴れた日の日傘・もしくは帽子。というモノが ある。
そして3時前?くらい? 私たちはアゲハの敷地内に入れることに。 入ったところに(あぶらまつりの時、開場前にグッズを売っていた辺りで) 供花した人々の名前が、おそらく全員分貼りだされていた。
敷地内でも結構(3〜500人?)並んでいて、そこに大きなスクリーンがあり (アゲハのコインロッカーがあるところの横あたりだった)、私たちが入った 時は、ちょうど隈さんが追悼のメッセージを言っているところだった。 前日のひろあきくんライブの時に、ユーちゃんから、最初に1時から関係者だけで 送る会をした時の映像をスクリーンに映して、ファンの子たちにも見れるように しようと話している、と聞いていたので、ああ、これか。と思いながら見ていた。
(ここから先は、来れなかった人もたくさんいるんで、なるべく私が覚えてる限り 書こうと思うんですが、微妙なニュアンスが違っていたりするのはご勘弁下さい)
隈さんの後、黒柳徹子さんからの弔電などが読まれた。 黒柳さんは、クロベエに最初の頃、「エリマキトカゲ」と言っていたことが とても印象に残っているらしく、そのことを、黒柳さんだなあ〜って感じの 口調(文調?)で電報に打ってきていらした。 私は聞いていて、しみじみ、そうだったなあ〜。と思い、ちょっとうるっと 来たりしていた。
その後、ユーちゃんが壇上に呼ばれて、会葬の辞(?終わりの言葉的なもの) を言っていた。 そのとき、ユーちゃんが、「外に来てくれている人も、来れなかった人も」 と言って、それを聞いて今日、来れなかった友達の顔とか名前とか浮かんで、 胸がいっぱいになったりも、していた。
そして、献花。 最初に発起人の5人が呼ばれて、前に並んで立ち、5人それぞれいっしょに 白い花を献花して、映像は終わった。 兄が最後まで手を合わせていたのが印象的だった。ああ、兄ってこういう子 だよね。なんて思って。
その後リピートして、たぶん来ているファン全員が見ることができるように、 何回もその映像を映してくれていた。 待っている間に、ある程度見ることができたのだが、最初、クロベエの写真と 祭壇の花々、そして「徳永善也を送る会」というテロップが出てきて始まり、 進行役のアナウンサーの人(?)が開会の辞のようなことを伝え、壇上に 発起人5人が上がって一人一人紹介された。 享氏、ユーちゃん、尚ちゃん、隈さん、兄の順に立っていたように思う。 尚ちゃんと兄は二人ともメガネをかけていて、とても似ていて、それを見て 私は、クロベエがアブラDVDで兄に会った後、「やっぱり尚之に似てますね」 としきりに言っていたのを思い出したりしていた。
その後、故人の面影を偲ぶ、という感じで、ショパンのピアノ曲(だったと 思う)が流れる中で、今までのクロベエの映像がいくつも流れた。 WHITE PARTYとか。 OOPS! WINTER、FREDと書かれた帽子かぶって楽しそうーにドラム叩いてるやつ。 アブラーズの心のとき、兄と電話で話していて、途中で尚ちゃんがクロベエの耳 を兄に見えるように広げてるときのとか。 OOPS! WINTERで、真ん中で踊ってるのとか。 心のDVDで、享氏と話してるやつ、手に書いたメモ見て「WILD-G」って3回 言ってるやつ。 GOの頃?のトイレに入っていくところとか。 まだ若いとき、チェッカーズ初期の頃、チェックの衣装着て、レトロな感じの 赤いバスに乗ってる映像とか。 私が大好きな映像、やっぱりOOPS! WINTERの楽屋で、ユーちゃんとじゃれて ユーちゃんに蹴られようとして、クロベエが逃げてる映像とか。
こんなの見て、泣かずにいろって方が無理だ。と思いながら、涙しながら見て いた。 WHITE PARTY、これも私が大好きな、ラストあたりで兄がドラム叩いてる クロベエを見てにこにこっと笑う、あの辺り(だったと思う)のクロベエの 映像。とかね。
そしてその後、弔辞ということで、発起人を代表して享さんが呼ばれた。 私は常々この人のことを、もう本当にすごいと思うし、尊敬すると思う。 それは、享氏本人がもしかしてそういうの嫌でも、そんな風に思う。 そして、その時の享さんの言葉を、その一つ一つを聞きながら、なんて言うか、 いつも、私たちに言ってくれてるいろんなこと、いろんなやさしさも厳しさも ひっくるめて、当たり前かもしれないけど、その全部にウソなんか無いんだと、 なんだかそんなことをつくづく思っていた。 ウソなんか無いっていうか、私はよく、享さんのことを、めちゃめちゃ愛に あふれた人だと思う。とかよく言うんだけど、今日もそれをつくづく感じて いたのだ。
享氏は、最初、壇上に上がって。 クロベエの大きな写真(たしか7月23日のあぶらまつりの時に売られていた 写真の中の一枚)見て。 最初、何か話そうとして、でも言えないで、一歩下がったように見えた。 そして、手で顔を覆って。 でも、次の瞬間には、なんとか笑顔になって(いたと思う)、すごくやさしい 顔で、でも泣くのをこらえてたのか、とても低い声で、「クロベエ、」と呼んだ。
たくさん、メールもらったんよ。って言ってた。 今日来れないファンの子から、たくさんメールもらった。って。 そして、 「お前さあ」って。 「お前、いつも遅刻ばっかりしてて、こんなときばっかり早く逝くなんて、 ぜんぜん時間軸が俺らと合っとらんやんか」って。 それを聞いて、聞いてた私たちは一瞬泣き笑いして、でもすごく胸に迫って、 ほんとそうだよ!って思って、たぶんそこで聞いてた、私の周りにいた多くの 人が、泣き崩れたように思った。 そして、こうも言ってた。 「前に、俺たち皆で、お前のお見舞いに行ったことあったじゃん。 フミヤとかと時間合わせて。あの時、俺、遅刻しただろ? そんでバタバタって入って行ってさ、「俺明日も仕事なんだよな。朝から 起きれるかなー」って言ってたら、次の日の朝さ、お前、俺に、「起きて ますか?」ってメールくれたよね。 俺は、あれがすごくうれしくて!」って。 それだけ言って、享さんが泣いてて。 聴いてる私たちも泣いていた。 「お前リーダーだな!って俺は思った」と言ってた。 「お前リーダーだと思った」って。くりかえして。 そして、 「でも、最後にまた一緒にやれて、俺はすごく誇りに思うし。 うれしかったし」とも。 うんうん、うなずきながら。 私たちも、すごくすごく誇らしかったし、めちゃめちゃうれしかったです!って。 (ごめん今、書きながら泣いてるけど)本当に本当に、そう思いました。 最後の方で、享さん、クロベエに、 「よーお頑張った」って。言ってて。 そこにいちばん涙が出た。
そしてその後は先に書いた、隈さんの弔辞〜弔電〜ユーちゃんの言葉〜献花 という流れだったように思う。
そして私たちが中に入れる順番になった。 アゲハの入り口から入ってフロアの方に行く、最初の所にある階段の手前、 通常はバーカウンターがあるところの一番入り口側で待ってるとき、ちょうど 隈さんが通りかかって、よくWILD-Gのライブにも行っている友達を見つけて、 「ありがとう!」と言って行った。 友達は、そこで涙が止まらなくなっていたけれど、私も、すごく隈さんという 人の愛みたいな誠意みたいなものを感じた気がした。 本当にクロベエのことを思ってたからこその言葉だと思った。
そしてフロアの方に入って、一人一本の花を渡されて、順番に献花。 祭壇の真ん中に、ドラムセットと、ライブの時に着ていた黒地に金ラメの 衣装が置かれていた。 祭壇に、花は下から白、黄色、赤、オレンジ。 いちばん上に、クロベエの大きな写真。 会場では、オールディーズっぽいメロディーが流れていたけれど。 その花々と、クロベエの写真を見た瞬間、私の頭の中には“Rainbow Station” のメロディーが流れて、兄が書いたあの歌詞、 “花咲くあの丘 越えてゆこう♪oh♪ みんなが集まる 遠い楽園♪” って歌詞が浮かんで、ぐるぐるまわって。 ありがとう。ありがとう。 もう本当ーーにありがとうね。とか。 そんな言葉しか、浮かばないけど。 花咲くこの丘を越えて行ったところで、まっていて。なんて。 時間を止めて、まっていてね。って。 祭壇を、クロベエの写真を見ながら、そんなことを考えていた。 クロベエがいてくれてよかったよ。 でもほんと早すぎるよ。 めちゃめちゃ早すぎるよ。 だけどありがとね。 本当に本当に、なにがありがとう?とか言われそうだけど、ありがとうって言葉 しか出ないよ。って。 そんなことを、花をそなえて、お祈りしたときに心の中で言っていた。 私と、そして今日ここに来れなかった皆の気持ちがいっしょになって、遠い空の 上にいるクロベエに届けばいい。 そんな風に思った。
そして、献花も終わり、外に出るときに一枚のカードを渡された。 発起人それぞれからのメッセージが書かれた、一枚のカード。 読みながら外に出た。 外は、すごーく晴れていて。 覚えていよう。と思った。 この空とか。海から吹く風、その気持ちいい感じとか。 できるだけ、忘れないでいようと思った。
そして帰り際、出口に向かっていく途中で、またさっきの関係者での送る会の 映像が流れていて、思わず立ち止まったりしていたときに。 アゲハの、studio coastの建物と、映像が映し出されているスクリーン、まだ 入れないで待ってるファンの人たち、そして青い空、っていう景色の中で。 ざあっと、白い鳥が何羽も、海から空を横切って、アゲハの建物の向こうに 飛んで行ってた。 ねえクロベエ。 見てる? 空からこれ見えてる?って。 そんなことを思っちゃった私は、完璧に感傷に流されている? でも。 そんなのを見ながら、とてもよい会だった。と思った。 良い会だった。 本当に。 たぶん皆で、考えて考えて考えて、こんな風にしてくれて、ありがとうござい ました!って。そう思った。
そして会場を出て、会場から新木場の駅までつづく道の途中にある、海に かかる橋の上で。 友達数人と、風に吹かれて、ぼーっとしてた。30分くらい。 空が、もう秋の高い空で、ぬけるくらい青くて、あんまり綺麗で。 気持ちいい風が、びゅーびゅー吹いてて。 橋の向こうにはstudio coast。そばには海。吹き渡る風。 「こんな早くここにまた来ることになるとは思わなかったよー」 なんて言いながら。 友人mちゃんに、言っていた。 「たった1年しかたってないのにね」って。 「921のとき、すごい寒くてさ。 寒い寒いって言いながら、でもすごくわくわくして、ここ通ったなあ!って。 さっき、来るとき、それ思い出してた。 あ、でも、あのとき、半分くらいは兄が声出なくなったの心配で、そのことも 考えてたんだけど!」なんて言って笑って。 でもあのときのわくわくした感じ、10年ぶり!めちゃめちゃうれしい!って 気持ちを、その心の高揚を、つくづく思い出していた。
ああ、なんか。 なんて言うか。 神様がいるような時間、と歌っていたのは小沢健二くんだったと思うけど。 あのとき、すごくすごく綺麗な景色で、空とか海とか風とか、そしてちょっと なつかしい場所の近くにいたあの一瞬、きっと神様はちらっとあそこを通った りしていたんじゃないかと。 ヤバイかもしれないけれど、私はそんな風に思う。 一瞬、クロベエ、あれ見てたよね?って。見れたよね?って。 そんな風に思うのだ。
終わりです。長い長ーい日記を読んでくれて、ありがとうでした。 もしこれはヤバイとか、そういうのあったらお知らせくださいー。
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