日記

2003年10月01日(水) 兄ライブ(10月1日@福岡サンパレス)

本当は9月20日に行われるはずだった、藤井フミヤの福岡サンパレスでの
ライブに行ってきた。
月初第一営業日なんて、締め切りの都合上、絶対会社を休めない日程だったので、
5時まで仕事して5時ダッシュ、18分発のJRに飛び乗り、熊本駅で乗り換えて
1時間20分。

最初、1時間くらい遅刻するのでは? 
前半の“方舟”とか、中盤の“a song for you”とか見れないだろうな〜
見たいな〜。などと思いながら行ったら、会場に到着したのは午後7時30分。
どうにか30分遅刻で、見逃したのも5曲くらいで、8割方見ることができた。
ハッピーだったし、ラッキーだった。

参考までに、ライブ後会場ロビーに貼り出してあったセットリストによると、
見逃したのは
1.FOLLOW THE WAY
2.CALLING YOU
3.La La La Stranger
4.MY TYPE
5.Equal
でしたが。(“Equal”大好きな私としては、見逃してものすごく残念!という
のは心の声!笑)

ではでは、遅ればせながら(これを書いているのは10月5日)、レポ行かせて
いただきます。

会場に駆け込むと、ちょうど最初のMCのあたりで、ドア越しに兄の声が聴こえて
きた。ああ、ちゃんと喋ってる、なんて、少しほっとする。笑
席に案内しようとしてくれる係りの人に「わかりますから!」などと言いつつ、
あせって重いドアを開けると。
開けた瞬間、目にうつったのは、光の中にいる藤井フミヤというあの人。
うすい紫とか、金色とか、そういう色のライトだったように思う。
「この前は延期になってしまったんですが、」みたいなことを言ってた。
「行くぜ!」みたいな言葉、その力強い声の調子に安心しつつ、自分の席に
着くと、1階の一番後ろだったせいか、前も横も誰もいない〜。
これは喜んでいいのか? と思いつつ、広いスペースでじっくり踊れるな、と
思っていたら、そこで
“憎いあの娘”の前奏が流れてきた。

いつもは、そのベースラインがかなり好きな私は、「薫さん〜!」などと思う
ところなのだが、その日はもう、他のメンバーどころではなかったという気持ちが
一番強い。とにかくフミヤくんという人が、ちゃんと生きて(って言うと大げさ
だけど)、なめらかに動いて、歌っている、それを何曲か聴くまでは、もう
本当に藤井フミヤというたった一人の人に、くぎ付けだったような気がする。

憎いあの娘が終わって、次に“ヘイ・タクシー”が。
キャロル曲連続で。
そこで既に、「流れがよくなってる〜!」と実感。つなぐ感じとか。そういう
のが、7月の熊本ライブのときよりも格段に良くなっていた。
紫のライトに照らされていた。
1階31列という、一番後ろから観ていて、ああ、兄ライブって、もう本当に
ライティングというのも見所のひとつだなあ、と思う。
そりゃあ前の方の席に越したことはないが、後ろから見るのも私好きだなあ、と。
その綺麗なことと言ったらなかったのだ。
そして“ヘイ・タクシー”の間奏のところからは、ステ氏・昭ちゃん・ナギの
3人がサックス隊となる『ロマン』登場! 盛り上がる客席。

その後“方舟”が。
(間に合ってよかった!!)と内心感動の私。笑
そこでの兄の動き、その歩き方とかGジャン使い、歩きながら着ていたGジャン
をぐるぐる振り回したり肩にかけたりする、その投げやりなんだけどどこか
エロティックなあの感じに、完全に悩殺されている私。
「カッコいい〜・・・」などと思わず呟く。かなりバカだけど幸せな光景。
セットの、前に置いてある鉄柵? アンプ? みたいなのに座って足を組んで、
Gジャンを肩にかけて歌うあの感じとか。思わず胸つかまれてしまう。
他の誰とも比較にならないとか、真剣に思う。
そして間奏のスティーヴのドラム缶演奏。
赤、ブルー、金色、紫、と変化するライティング。
間違いなく前半の見所のひとつ。と思った。かなり魅せられた。

そして“Far away”が。
赤いライト、金のライトに、血と栄光?なんてドラマみたいなことを思う。
熊本で観たときほど、切ないというか悲しくならなかったのは、私がアブラーズ
のライブを観て、ああこの人たちは大丈夫なんだ、散々心配してきたけど、
ちゃんと繋がってくれてるんだ、と思ったところに起因するんじゃないかと思う。
でも、歌ってるフミヤくんという人を見ていて、
「切ない人。あの人」なんて呟いてしまった私は、やっぱりどこかあの歌に、
ものすごい孤独みたいなものを感じているのかもしれない。

そして中盤、今回の夏ツアー最大の見せ場(だと思う)“a song for you”。
凄かった。
まさに全身全霊で歌う、って、こういうことだ。と思った。
その声の力。
身体中で歌う。声の限り、あの人の「歌を歌う」というテクニックの限りを
尽くして歌っている。と思った。
泣けた。本気で。どうしようってくらいに。
でもその日、そんな風に泣けてきたのは、この曲だけではなかったのだが。

“a song for you”が終わって、MC。
ここで私の横の方、ちょっと遠くにいた女(の人)が、やたらめったら兄に
話しかけててかなりうざったい等と思ってしまう。
1階の一番後ろの方から話しかけるなー! と、思わず心の狭い私!笑
でも、あの日の兄は、延期になったせいもあってか、ものすごく、客席に
反応してあげてたと思う。聞いてくれてた。私たちの言うことを。
そこにも微妙に感動した。なんか微笑ましい感じがすごくして。
「びっくりしたー」と客席の誰かが言うと、兄は少し笑った感じで、
「びっくりしたな。オレもびっくりしたもん」と。
でも、しきりに「大丈夫って」って言ってた。
「歌っとろーが、ちゃんと」って。
「次の日がもっと怖かった」とも。
だけど、声帯の権威みたいな先生のところに行って質問したら、原因がわかった
とも言っていた。だけど専門的な話だから皆わかんないよ、って、教えてくれな
かったけどー。笑
「でも、ここが分岐点?ってくらい、ここが終わったらホッとするよ」と。
「みんなに会えてよかったよ」って。
なんか、2年前のCLUB F最終日の前日、10月13日のあのフォーラム、
私の中でもものすごく感動的だったあの日のライブくらい、兄は私たちに
優しい感じだった。
今でも忘れてないんだけど、最初のMCのときだったか、なんか寂しそうに
悲しそうに、でも優しく笑って、「ちょっと前の方に行こうかな」って言って
ステージの前の方に出てきて座った、あのときのものすごく優しい感じに似て
いるように思った。

それから20周年の話を。
クロベエとは何回も会ってんだよ。って。
それなのにアイツは、紅白の楽屋から会ってないと思ってる!って不満気な
兄さん。笑
あの21日の日にアゲハに行ったときの話だと思うんだけど、行ったら享氏は
例によって(笑)めちゃめちゃ酔っぱらってて、兄を見るなり、
「うわー! フミヤ〜! いちばん年寄りが来たあ!」
・・・と言ったらしい。笑
かなり不満だったらしい兄、「お前オレと何日かしか変わらんくせに!」と
思ったらしい。笑
しかも、「アイツ、絶対かあちゃんが戸籍3年くらい遅れて出したんじゃないか
と思う」などと言っていた。爆

そして続いて、心ってものはすごいよね、って。こんな宇宙レベルで広いものが
皆の身体の中に一つ絶対あるってすごい、って、そんなことを言ってたように
思う。
「皆に、アトムの歌をオレが歌ってる、このオレの感動がどうやったら伝わる
んだろう!」とも。笑

そして“Boy's Heart”に。
これがね。
本当ーーーに凄くて。
去年、“White Sky”をライブで聴いたときに感じた、ビブラートとか言うん
だろうか、あの人の声が歌いながら少しフラット調に変化するあの感じ、
上手く言えないのだが、あれはあの人が、ものすごく心をこめて歌っていて、
尚且つ声の調子がいいときにたまに聴けるものだという気がするんだけど、
それがあった。と思う。(わけがわからないことを書いてますが。ごめん。
語彙力が!^^;)
最初、一番の“なぜ なぜ〜”の後とか。
震えた。って感じだった。
鳥肌が立つような。有無を言わさず涙がこぼれるみたいな。
そういうことはあんまりない。
私がいくらライブ好きで、年間何本もライブを観ていようとも。
声ひとつでそこまでぞくっとさせられることは、本当にない。

その後、“TRUE LOVE”に。
なんと2回も出だしを間違う兄。笑
最初、「チューニングあってないような気がして」などと言われてましたが、
あれは単に間違っただけでは? などと思う私は、可愛くないファンですかね?笑
いや、でも、もう大変かわいかった。あの人。
ずっと笑いながら歌ってた。
しかも「この一週間分の心をこめて」。笑
20年分の心こめてよ〜とか思った私は(以下省略)。笑
でも、そんな中で、2番のサビ部分を歌っているときに、またしても泣かされる
私!笑 こんなに泣いちゃうこともそうそう無い。と断言する。
私は心配だったのか? 勿論それもあるだろう。
でも、いつよりも兄の歌というものに対する気合いみたいなのが、全然あの日は
違ったんじゃないかと。そんな風にも思う。
「君だけを見つめて 君だけしかいなくて Oh」というところ、その声の以前
よりも太くなった感じにも。低い感じも。ああ、私はフミヤくんの低い声が
とても好きだなあ、と。そんな風に思ったら涙が出た。という感じだったのだ。


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