日記

2003年09月20日(土) その大きな力。

アブラーズへと向かう飛行機の中で。
20日の、兄の体調不良によるライブ延期のことがあったため、兄曲も
チェッカーズ曲も享氏のCDも持っていたけど、そのどれも聴く気になれず、
ANA MUSICみたいなのを聴いていた。

ふと。
聴いてる人からのリクエストとかで、サイモン&ガーファンクルの“明日に
架ける橋”が流れた。

タイミングよすぎる。なんなんだと思う。
私はこの曲は、兄がTRUE LOVEを作るときに、あすなろ白書原作者の柴門ふみ
さんから、「サイモン&ガーファンクルの明日に架ける橋みたいな曲を作って」
と言われて作った、ということしか知らない。
歌詞の内容もよく知らない。

でも。
聴いていて、次第に私は兄のことしか考えることができなくなって。
兄のことを思って。涙が出た。
なんてつらい。あの人、本当に。
たった一人でいろんなものに立ち向かわないといけない人だ。
そういう運命下に生まれてるのかもしれないし、わからない。
わからないけど。

あの、大きな光に導かれてあそこまで行ってしまったように見えるあの人は。
本人にも止めることができない力に動かされているように思う。
運命みたいなもの。
その大きな力。

そしてそれは、誰にも助けることなんか本当の意味ではできない気がする。
ちょっとしたフォローはできても。本当のところは。
だれも助けられない。
あの人はひとりで、がんばらないといけない人だ。
こんなこと、ファンから言われて、あの人がうれしいはずもないけれど。
それはなんて切ないことだろう?

明日にかける橋。
フミヤくんに、そういうのがありますように!
と切に願う。
泣けるほど切ない気持ちでそう思う。

がんばって。
がんばって。
がんばって。
なんて。
どうか神様。なんて。
飛行機の中。雲の上で。私は一瞬、もう本当に、あの人のことだけで心が
いっぱいになって。ただ祈った。
息をつめて、泣きそうになりながら、いや、すでに泣きながら、ただ祈った。
晴れわたる空の上、光であふれるその場所で。
青い青い空と白い雲と光。その下に海。
あの人のためにあるような、すべてがフミヤくんを連想させる、そんなうつくしい
空の上で。

そしてこんな小さな祈りさえ。
あの人のための何かになったらいい。と、真剣に思った。

そしてものすごく嬉しいことが、アブラーズライブ中に起こるのは、それから
もう何時間か後の話である。


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dona-chan