ものすごく久し振りに部屋の片づけをしていたら、どんどん昔ハマっていた マンガが出てきて、思わず片付けも忘れて読み続けてしまった私である。 (その後、ウチの父上から何度も注意されたが。ちょっとヤバかった。31にも なって、もう怒られる寸前である。笑)
そんなにまでしてハマって読んでしまったのは、『ハイテンション根性ERS』。 95〜97年頃に別冊少女コミックで連載されていた、中村かなこという人の マンガである。
どんなマンガかを説明すると。 “根性ERS”と書いて“コンジャラーズ”と読むお笑い芸人の二人・木戸と順平 と、その二人と一緒に番組をやることになった、やこちゃんという女の子の 恋愛・成長・友情モノ。といった感じだろうか。
この若手売り出し中のお笑い芸人として描かれる木戸と順平という二人が、 やたらめったら人間的な味があってカッコいいところも、このマンガの魅力の ひとつだが。脇を固める人々が、どの人も憎めない人だというのも良さだと 思うが。
何より、主役であるところの、やこちゃんという女の子が。 元気で、気合いが入ってて、時には弱くもなるし迷ったりキレたり、わあわあ 泣いてしまったりもするけれど。 もう本当に前向きで明るくて、いい女として描かれている。
それがもう、とてもいいなと思うのだ。
普段、どんなに前向きに行こうと思っていたり、明るくいこうと思っていても、 私という人間は、結局どこか暗かったり後ろ向きだったりネガティブだったり する部分を持っている。まったくその辺り、このマンガに出てくる順平くんと いう人に、共感してやまないのだが。(順平くんも、そういう暗い部分を持った 人として描かれているので。)
やこちゃんみたいに天然に前向きで、明るくて、泣くことがあっても、その次 には笑って、物事に立ち向かう強さを持ってる子。 そういう人に憧れてやまないなあ!と思う。
そして、立ち向かうということや、がんばるっていうことは、男の人だけじゃ なくって、女の子にとっても大事なことだったよなあ。と。 何年か前まで、私は確実にそう信じて、そう思って人生というモノ(とか言うと 大袈裟だけど)を乗り切っていたよなあ。 なんだか流されて、ツライだとか思って、そんなことすっかり忘れていたな。 人生にとって、とても大切なことなのに!なんて。
そのマンガを読んでいて、つくづく思い出したのだった。
そしてこれからでも、そういうことを考えながら日々を送っていくことはとても 大事なことで、遅いということはきっとない。と、そう思う。
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