熊本に、K高校とS高校という二つの高校がある。
どちらの高校も進学校で、成績はどちらかと言えばK高校の方が上なのだが、 しかしながらS高校は、友情など人間味あふれる校風で名高く、その人間味と いう部分でS高校を選ぶ子供、勧める大人も少なくないように思う。
そして両校の間には、なんとなくライバル意識じゃないけど、ちらっと そういうモノがあるように思う。学校に行ってる子供たちよりも、卒業した 大人たちの中にそれは顕著に見られる。なんとなくだがそれを、社会生活の中で たまに感じる。 かく言う私はK高校の出身なのだが。
先日、ウチの課の75歳の代理店の人と、その奥様と後輩S田さんとディナーに 行ったとき、S高校の出身であるその代理店のUさんが、バーのマスターとの 会話の中で、 「K高校は個人主義がいかん。S高校は横のつながりがあるから、そこがいい」と 力説していて、ああ私の学校名はとりあえず伏せておこうかな〜と思いながら、 心の中でこう思っていた。 (でもその個人主義なところに、ものすごく助けられた、私みたいな人間も いるんですよー。) なんて。笑
あの自由気ままな感じ、勿論、イジメとか仲間はずれみたいなこともそれは勿論 あったけれど、それでも自分が自分でいていい感じというのが、あの高校には たしかにあって、それはもしかしたら私が単に周りに恵まれていただけなのかも しれないのだが、そこが私みたいな人間にとってはものすごく助かったポイント だったのだ。 まったく個人的な話だが、自分でも思う上に以前ウチの母に言われたこともある けれど、私はあのK高校という高校、その個人主義であるという部分が逆に問題 点でもあるのだが、でも私はあの高校じゃないと、ダメだったなあ!・・・と。 そんな風に、つくづく思ったのだった。
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