UAのニューアルバム『泥棒』を買った。 すごい。って思ってしまう程、イイ出来のアルバム。だと思う。 (どういう言い方だって感じだが。笑)
特に4曲目の“瞬間”という、なんとステ氏所属のバンドであるデミセミ クエーバーのボーカル・エミちゃんが作曲している曲が、とりわけ好きな 私である。 曲も好きだし、歌詞も好きだ。 水滴のようなイメージが浮かぶリズムに合わせた、朗読調の感じではじまり、 途中からベースやドラムのバンドの音が入って、どんどん歌になっていく感じ。 その、曲の持つリズムの絶妙な、うまく言えないけどフツウとちょっとちがう 感じが、物凄くカッコいいと思う。 低い低いベース音とか、骨組みを成すドラムの音だとか、さすがの素晴らしさを 見せるUAの歌い方、その声とか。そのすべてが組み合わさって完成している 何かがある。と思う。
そして、歌詞の中に“蓮の花”というフレーズが入ってくる。
なにか、特別なモノというイメージがある。 蓮の花、という花。 その言葉の響きにも、なんかちょっと特別な感じがつきまとう。 お釈迦さまが座っているとか、そういう話があるから?だろうか。(あるよね?)
どこか高貴で、とても美しくて、でもその美しさの中に清らかさも醜さも両方 あわせ持っているような感じがするのだ。 泥に浮かんで、という歌詞がそういうのを連想させるんだろうか? 蓮の花を思い出すとき、同時に何故か緑色に濁った池を連想するから?だろうか。 (本当はキレイな水でしか咲かないのかな? 知ってる人教えてください。笑)
でも、思うんだけど。 真のうつくしさとか、それは人のやさしさとかもそうだと思うんだけど、 そういうモノは、汚いことやズルイことも知らなければ何か違うって気がする。 それこそ天使みたいな、赤ちゃんの寝顔みたいな、無垢っていううつくしさと いうのは勿論あるけど。大人になってくると、それだけではないものが求め られるんじゃないかって気がする。
たとえば宮沢りえのことを、今、ものすごくビューティフルだと思うとか。 マレーネ・ディートリヒの映画を観たときに思う、この世のモノとは思えない 美しさだとか。 吉本ばななさんの小説は、ただ単に美しい文章というだけではなくて、その中 に含まれる孤独感や言い知れない寂しさ、だけどちょっと幸せな感じとか、 そういうものを感じることで尚一層良く感じるとか。
まあいろんな考えがあるんだけどね!笑 私はそういう風にも思うのだった。
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