日記

2002年05月30日(木) Song for U.S.A.(byチェッカーズ)

『Song for U.S.A.』という、チェッカーズ主演の同名映画のタイトル曲でも
あり、チェッカーズがメンバーだけでシングルを作るようになる直前の曲。
売野・芹沢コンビで作ったモノの中ではラストを飾るシングル。である。

メンバーが最初に“Song for U.S.A.”を聴いたとき、あまりにもいい曲だった
ので、本当は3枚目のアルバム“毎日!チェッカーズ”のラストから2曲目に
入るはずだった所を、急遽シングルカットすることに変更し、その結果アルバム
のその場所には“あの娘とスキャンダル”の歌詞だけを変えた“スキャンダル
魔都”を入れた、という話もどこかで聞いたことがある。

この曲、実は95年の12月にマリンメッセ福岡で、一晩かぎりで行われた
F-BLOODのOne Night Joint Concert、確かそのアンコールでも歌われていた。
意外にものすごく、いい歌なのだ。(いや、意外じゃないのか。意外なんて
思うの私だけ?笑)

この前、東京に行く前の週、なんかどうしようってほど心の中のチェッカーズ
濃度が上がっていた私、毎朝のBGMに、解散時に出たチェッカーズの3枚組ベスト
を聴いたりしていたのだが。

その1枚目を久し振りに、もう、ものすごーく久し振りに聴いてたときに。
“Free Way Lovers”が終わって“Long Road”の前奏が流れ出しただけで
胸がきゅう〜ってなるような。笑 それこそ、心の中が真空になるみたいな。
なーんて、ものすごくクサいことを真剣に思っちゃったりしていたのだが。
それから“時のK-City”に続いて、その弦楽器の奏でるメロディーも、マサハル
さんの淡々としたうたい方も、久留米のことを思ったその歌詞も、今聴くと
尚更泣けるような力がある。私にとって。って思っていたものだったけど。

その流れで聴いた“Song for U.S.A.”にも、なんか聴いてて「ああ〜」って
思わされてしまったのだった。笑
この曲のAメロ・Bメロ、要はサビ前までの部分が、昔私はすごーく好きで、とくに
“ギターは〜じく指先切れて♪ 泣きぃ出し〜たこと♪ リメ〜ンバユー♪”
というところ、そして2番の
“ピアノた〜たく その涙を♪ 抱きしめ〜てあげ♪たーいよ〜♪”
というところが特に好きで、久し振りに聴いて、
「ああ! やっぱりここ好きだ!」とか、真剣に思ってしまったのでしたよ。笑

そして今聴いても、この人、藤井郁弥という人の、この切ない歌い方に関して
は、桑田圭祐さえ敵わないのでは。と思うのだ。
私はサザンのファンではないんだけど、桑田圭祐という人は天才なんじゃないか
と昔から思っている。その曲作りの才能も一般に人々の心をつかむ歌詞も、その
歌い方も存在感もすべてが。でも、それでもあの桑田さんという人の、誰もが
認めるであろう泣きのボーカル、それでさえ兄のこの歌い方にはかなわないん
じゃないか。って。そういう風に思うのだ。
ファン心理に流されていると言われても仕方ないんだが、でも本気でそんな風に
思っちゃう私。なのだった。
それを久し振りに“Song for U.S.A.”を聴いていて、再び思ったのであったよ。


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dona-chan