日記

2002年05月01日(水) 落陽(by 藤井フミヤ)

“落陽”。
藤井兄のソロ1st.アルバム『エンジェル』の8曲目に入っている。
作曲者のクレジットには“nao”とあり、でもクレジットを見るまでもなく、
こんなにも切なくって、ああどうして!って思う程さびしいメロディー
ラインを思いつくのなんて、どこをどう考えても尚ちゃんしかいない。
って気もする。

私は最初に聴いたときからこの曲が本当に大好きで、今でも私の中での
兄ソロ曲ベスト5に入るのでは?ってくらいだ。
(ちなみに、マイベスト5のあと4曲は、BIRD、風の時代、波動、TWO PUNKS
かなあ? って思うんだけど。)
そして、この“落陽”という曲の何がいいって、最初の、オルガンではじまる
物寂しい前奏も、夕方の電車の中の風景が絶妙に切り取られているその歌詞も、
その後つづくメロディーの流れも非常ーにいいのだが、それより何より、
珍しくも淡々とした、静けささえ漂う兄の歌い方に、密かにものすごく
胸つかまれる感じ。って思うところだ。笑
でも、本当に、その透明感ある、うつくしい、とさえ言える兄の声の伸び、
その響きに、ああ、心奪われるなあ。って毎回思っちゃうんだよね。
最近では滅多に聴かないけど、でも聴く度にそんなことを思う。もう本当に!
(イヤ、単に私が暗い曲好きだから、という話もあるのだが。)

ちょうど8年前。アルバム『エンジェル』が発売になった1994年4月に、
私は社会人になった。
そして確かこの“落陽”という曲は、その年の4月にNHKであっていた、
病院関係のドラマのエンディングに使われていた。
いちばん最初の会社の研修で福岡に行っていたときに。
夜、ひとりの部屋でドラマを見た後(もはやどんなドラマ内容だったかなんて、
まったく思い出せない私なのだが。^^;)、エンディングに流れるこの曲を
聴いてた。

いい曲だなあ。って。
ぜったい尚ちゃんって感じの曲!って思いながら、そのウラでは、これからの
会社生活にちょっとの期待と、そして不安なんか感じたりもしながら(笑)、
この曲を聴いてたことを、今も思い出したりする。

音楽のすごい所は。
聴いてるときに、現実のツライところを忘れさせてくれたりとか、力をくれる
ということもあるけど。ああ、わかる〜!って、その歌詞の内容に、すごく
共感できるとか、そういうのもあるけど。
それだけではなくて、フツウだったら忘れてしまうような、簡単に忘れちゃう
ような人生におけるちょっとした場面の数々を、その曲が流れた瞬間、
思い出したりできるところだ。とも思う。
そして、チェッカーズを、フミヤくんを尚ちゃんをたくさん聴いてきたことで、
私の中にはその引き出しみたいなのがたくさんあって、そういうモノをいっぱい
持ってる私はなんって幸せなんだろう!とか。笑
そんなことを思っちゃう、ちょっと幸せな春の夜。って感じ。なのだった。
(結局そういうオチかよ!笑 しかも、もう5月だから春じゃないよ・・・。
まあ、いっか。笑) 


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