| 2002年04月12日(金) |
Standing on the Rainbow(by チェッカーズ) |
Standing on the Rainbow。チェッカーズの。メンバーのことを歌った曲だ。 アルバム『SCREW』のラストを飾っている。 久し振りに聴くと、いっつも思うんだけど。 ああ、どんなに。 どんなにこの曲が好きだったかなんて!! って。
もちろん、チェッカーズのメンバー自身も、これをすごく大切にしていて、 アンコールで、必ずと言っていいほどやってた曲だ。 享氏が、当時のインタビューで、 「悪いけどこれはメンバーにしかわからないと思う」 と言っていた。 特に1番の歌詞、“アドレスも知らない部屋でポッケをさぐり ボロボロの Jokeを飲みほして眠るのさ”の所とか。
個人的にはその後の、“不安なんてなにもなかった いつでも指を鳴らせば 肩を組み歌っている 俺たちがいるよ”という部分がすごーく好きだ。 その頃の兄の、そしてメンバーの本音なんじゃないかって、思う。 すごくすごく思う。
チェッカーズのラストツアーFINALは、私は福岡一日だけしか参加することが 出来なかった。 自分の中で、「今日が最後。」ってわかってるのに、ちっとも泣けなくて、 “愛と夢のFASCIST”では大盛り上がりで踊ったり、あげく「キスしてー!」 とか叫んじゃってるし(笑)、真打ちの“Long Road”でさえ泣けなかったって くらいだった。
悲しすぎて涙も出ないのか? と。 そんなことをライブ中、思ってた。 でもそれよりも、何より、全然実感わかないよ。って。 チェッカーズがなくなっちゃうなんて信じられない。信じたくない。 今日で最後なのに? 最後なのに!! って。そんな風に、ライブ中、ずっと思ってて。 でも。 本当にライブの最後の最後で。享氏が。 ギターではじまる、Standing on the Rainbowの前奏を弾き出して、そして 会場中にぱあっと客電がついたとき。 その時、とつぜん実感した。 「ああ、この人たちが、こうやって一緒に演ってる所を見ることは、もう 二度とない。」
胸がぎゅーって締め付けられるような感じ。というのは、きっとああいうことを 言う。 頭の中、真っ白にして、ライブ中、チェッカーズのことしか! 考えてなくて、 きっとそれほどまでに大好きな対象を見つけられたことでさえ、一種の幸運 だったのかと。そう思った程だった。
でも。 それにしても、あのときの「もう二度と」という一瞬のかんじ、それしか考え られない感じには、ちょっと忘れられないものがあった。 それほどの迫力で、胸に迫った。ってかんじだったよ。
今でも、10年以上経ってもすごく大切な曲だ。Standing on the Rainbow。 聴くと、ちらっとだけど、もはやその時の気持ちなんて薄れてしまってるんだ けど、それでも、ちょっとでも思い出す。 どんなにつらいと思ったのかを。 どんなに、なくならないで欲しいって願ったのかを。 チェッカーズの解散。 チェッカーズという、心の中の宝物みたいなものがなくなってしまう。って ことに対して。 ああ、お願いです神様!って。笑 できることなら何でもする。何でもするから。って。 そんな風に願って、でもそれは絶対的に、どうしてもかなわない願いだった。 私たちが知ったときには、もう、決まってしまってたことだった。 どんなにつらくても。悲しくても寂しくても。 受け入れないといけないことだった。
そういうことを思い出しちゃって、今でも、Standing on the Rainbowを聴く と、かなり切ない。 そんなこと思っても、仕方ないってわかっていても。 どんなに頭でわかっていても。 その時のどうしようって気持ちを、今でも思い出してしまうのだった。
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