日記

2002年01月21日(月) Hang on(by藤井フミヤ)

アルバム『CLUB F』の9曲目に収録されている曲がこれである。
最初、私はこの曲について、割と好きかな。位で、それ以上の気持ちは
あんまり持っていなかった。
いなかったんだけど。
夏のツアーでは、3曲目という、オープニング盛り上がったままの流れ
で来る場所で歌われて。冬も、バージョン1で歌われていた。

私は何度も聴くうちにこの曲のことを、もう夏の終わり頃には、なんだか、
いつの間にか、ものすごく好きになっていた。笑

なんと言っても。
何がいいってその歌詞が。なんかすごく好き。って思う。
聴き込むごとに、どんどん切なさが増してくるような気がする。

たぶん兄は、自分のことを歌ってるんじゃないかって。
そんな気がしてた。
戦う気力薄れて、信じる心壊されても、とか。
思い出だけが自分さ、とか。
愛だけを求めて、とか。
気がふれるくらい傷ついて、歩けないくらい疲れてとか。
ものすごーく、自分のことを歌ってる感じがする。
でもそれでも進むんだよ。って私たちに伝えてる気がする。
それは、フミヤくんの心の声なんじゃないかって。
そんな気がしてくるのだ。聴いてる内に。ものすごく。
冬ライブのとき、友達と話してて、「自分のこと歌いよらすよね・・・」
ってしみじみしたものだった。そう言いながら、なんかちょっと泣ける
ような気さえした。

ちょっと前、アルバム『2000−1』の3曲目、“Far Away”という
曲で、“俺が歌うのは苦しいから”と、近田春夫さんの歌詞で歌っていた
あの人が。
自分じゃそういうの書けない、本当のことは書けない。というようなこと
を、雑誌BRIDGEのインタビューで渋谷陽一氏に言ってた人が。
その2年後に、自分でHang onみたいな詞を書いた。って。
それはすごく兄にとって、ひとつ、なにかを乗り越えたってことなんじゃ
ないのかな。革命的な、とか書くと途端に大袈裟になっちゃうけど、
本当にそういう、一歩前にすすむようなことだったんじゃないのかな。
って、私はそんな風に思ったりもする。
そして余計に、なんか切ない気持ちになっちゃったりも、するのだった。笑


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