| 2004年03月08日(月) |
道路公団問題は続いている |
道路公団の民営化に関わった元委員と経済団体が懇談会を行ないました。
<道路公団民営化>シンポジウムで政府に批判
道路公団民営化をテーマに民間団体が主催したシンポジウムが8日開かれ、9日の 公団民営化法案の閣議決定を控え、政府案への批判が続出した。政府案に反発して 道路関係4公団民営化推進委員会の委員を辞任した田中一昭元委員長代理らが出席し 「なぜ民営化が求められているかが忘れ去られている」など、政府案を批判した。 (毎日新聞)[3月8日22時50分更新]
批判は大いに結構。 でも白か黒かの議論では到底結論には至らない。 結論に至らなければ何のための民営化議論か分からない。
要するに、政治家・官僚だけで民営化が達成することはあり得ないという発想から 民間人が協議委員となって提起していくことに意味がありました。まったく全てを 民営化路線で決めてしまうことは、官僚を説き伏せることができない点で、政治家も ある意味、投げてしまったわけで、選ばれた民間人(委員)が、自分たちの案を (一部ではあるが)採用されなかったことに不満を持って、いかにもその一部が 本質であるかの如く批判するのはいかがなものかと思います。
ただ、それぞれの役割が機能していた(つまり政治家や官僚の圧力に屈しない人が 存在していたことを示し、今でもその影響力があること)ことを考えると、猪瀬氏は それはそれでいいし、辞任した元委員たちはそれはそれで良かったと思います。
批判勢力が存在する以上は、推進派は彼らを無視して物事を進めるわけにもいかず、 それなりに慎重にならざるを得ません。抑止としての機能が成り立っているわけです。
まぁ、いわば目の上のたんこぶですが、こういったバランスがあるからこそ政治は 正しい方向へ向かうわけで、折れて妥協することは必ずしもいいこととは言えません。
しかし政治を正しい方向を向かわせるためには、全てを正しくすることには無理が あるわけで、軌道修正をしていくことが現実的な選択です。そういう意味で猪瀬氏が 選択した決断を自分は支持するわけです。ひとつの既成事実と彎曲の余地を与えた としても、それを許さないチェック機能が働いていれば、政治家や官僚もそう簡単に 事を動かすことはできません。国民の無関心が政治にとっては一番危ない事ですから、 それではいけないと猪瀬氏は警鐘を鳴らしているわけです。
はぁー、疲れた頭にはこの手の話題はきついな。 明日は九段下の法務局へ立ち寄ってから会社へ向かいます。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
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