| 2003年12月20日(土) |
これもNHKらしさ? |
東京はアパートを揺らすような強風の1日。山の方では大雪注意報が出ました。 みなさまの地方ではいかがでしょうか?
さて、NHKで「安全保障」をテーマにした討論番組が放映されました。
それぞれの立場を総括すると、
政府・自民党・公明党あるいはその出身者は憲法を変えて軍隊保有を認める。 民主党もこのグループ。(それぞれ条件はありますが)
野党は憲法を変えないで軍隊も保有しない。共産党・社会党はこのグループ。
軍隊保有論と自衛隊派遣への考えは一致しています。 前者は派遣する、後者は派遣しない。そりゃそうですわな。
長老やらなんやら出演してきましたが、石破くんの説明はわかりやすいし、 論理的です。他の人は説明が不充分であったり下手であったりおかしかったり。 岡田くんもしっかりして欲しいね。責め方が下手。共産党や社会党とは思想が 違うんだから、政府・与党への責め方を考えなければ。本質を責めているわけ ではありませんから。彼の主張は説明責任を求めること。そういう意味では 民主党は本件における野党での存在異議がない。申し訳ないけど。
問題は、人道上は必要だが、軍隊が介入することに賛否両論があるわけです。 人道上、イラクで日本が貢献することにはどの政党も専門家も、そして国民も 反対はしませんし、むしろ積極的に行なうべきだと考えています。だからこそ その支援を誰が行なうか、というところで議論が行なわれるべきです。
法律的なところ、観念的なところで議論をしても、平行線はいつまでも平行線。 議論すべきはなぜ自衛隊なのか、ということです。行くべきかどうかでなく。 自衛隊に限定しなければ、そりゃ誰も異論を唱える人はいないでしょうからね。
これを言うと野党は話を戻して、なぜ行くことを決めたのかってところに話を もってくるから、そこからまたやり直しになり結論まで行きつかない。 結局のところ、結論を出そうとすると民主党は与党と同じ意見になってしまうし、 共産党や社会党は明らかに反対だけれど説得力がないから、もしかすると全員が 結論を恐れて議論を繰り返すことを意図的にやっているのかもしれません。
そういう中で議論が行なわれていますから、国会でもテレビ討論でも何回も同じ ことの繰り返しで、誰かのひと声で物事が決まってしまう雰囲気ができあがって きてしまっているのではないでしょうか。小泉首相にとってはそれこそやりやすい 環境にあるわけで、傍からみるとなんとも面白くありません。
だからこそ田原総一郎のような切り口を持った司会者がいるテレビ番組は必要で、 NHKでは決してそのようなことはできません。サンデープロジェクトはテレ朝 だからといって、田原総一郎は朝日系に毒されているわけではありませんし。
話の結論を導き出せるような番組構成をして欲しいのですが、いかがでしょう。 NHKの番組を見ていていつもそう思います。司会者のせいではなく。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
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