| 2003年10月08日(水) |
ハマコーさんの出るテレビを見ながらつれづれ |
中部横断道の双葉−清水間の建設見積は6639(だっけ?)億円。 現状は、双葉−白根のひと区間で390億円。(約10km) 恐らく完成の暁には1兆円のお知らせが届くんじゃないでしょうか。
昭和62年6月30日に閣議決定された、第四次全国総合開発計画(四全総)。 その概要を日本道路公団のHPより抜粋。
 これは政治決定だから、後から止めましたなんてことは通用しないとおっしゃる方が たくさんいますね。政治生命をかけてでも貫き通すと。
昭和62年っていうと、バブル前ですよ。まだまだ経済成長が見込まれていた頃。 この頃のコスト計算と現状の見直し計算では大幅に違っている模様。コスト計算が 違ってくれば、高速道路の無料化時期が遅れるのは明らかです。遅れるだけならば まだしも、コストはどうであろうが計画を遂行することが大事ときたら、それこそ 無料化時期を無視した考えですから、それならそのように言及すべきです。
「永久に無料化はありません。」と。
これを言わないから国民はそれを期待するし、政治家をウソつき呼ばわりする。 どうしても無料化をして欲しいならば、国民の側で無料化に関する議論が高まる はずです。政治家も官僚もこれを拒絶することはできなくなります。
完成してから30年経てば無料化するという法律そのものに無理が来ているし、 プール化したことで無料化時期をいくらでも遅らせることができるようになった。 見込み違いの責任を取る人がいないし、見積算定の見込み違いの責任を取る人も いないわけだから、採算についての意識がある人がいないのは不思議ではないけど、 日本道路公団の内部がそうだからといって政治が放置してもいいことにはならない。 しかも高速道路の件は政治決着という側面があるから、日本道路公団が勝手に 決めたわけではありません。チェック機能がないだけです。少なくともこの機能が なかったことが問題であったわけです。藤井総裁はある意味被害者です。麻痺した 組織の中で長年やってきたわけだからそれが当り前と勘違いしてきた。
政治信念は大事ですが、こと経済に関しては、経済は生き物ですから環境が変われば やるべきことも変わってきます。1年前に正しかったことでも今では間違いという こともあります。10年前のことは論外であることも多いです。そこに固持して いることが問題なんです。過去の決め事が全て正しいと固持することが問題なんです。
決め事を完結させることは政治にとって大事なことですが、環境に応じてその時に 一番ベストな方法を取っていくことが政治にとっては大事なんじゃないかと。 自身の過去の実績に囚われていることが問題です。
同じことを繰り返してしまいましたが、信念あるいは実績をいつまでも貫き通すことが 必ずしも国民の幸せにならないことを知るべきです。ただ前提が八方美人ではいけま せんけどね。政治家として柔軟な姿勢を持てる、ということです。なぜなら官僚は お仕事に関しては硬直的だから、それを崩すことが政治家になければならない。 官僚の信念と政治家の信念が同化してしまっているからこそ官僚主導と言われる。
ただ話がややこしいのは、短期的なことと長期的なことがあるので、その前提を はっきりしておくことが必要です。この前提が崩れると、同じことをやっていても 善しとする人と悪だとする人に分かれてしまいますから、ここをまず合わせる。
ハマコーさんなんかは高速道路は100年後の日本のことを考えた大局的な政策の ひとつだとおっしゃりますが、こういうことを言ってもその時には誰も生きている ひとはいないんだから、評価のしようがないですよね。個人的な信念に留めるべし。
とかいうのは、テレビを見ながら思ったことですんで軽く受け流してください。 まだまだ贅沢病は蔓延していますねぇ。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
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