『日々の映像』

2009年07月11日(土) 背後に北朝鮮と見られるサイバー攻撃


 報 道
サイバー攻撃「組織的に計画されたテロ」 韓国放送通信委員長(09日 12:31)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090709AT2M0901809072009.html
韓国にサイバー攻撃 情報機関「背後に北朝鮮」(09日 07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090709AT2M0804H08072009.html
米にもサイバー攻撃 官庁など、北朝鮮関与か (09日 12:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090709AT2M0900J09072009.html

 歴史は予想もしなかった方向に動くことがある。例を挙げれば朝鮮戦争である。北朝鮮が韓国に侵攻して同民族同士で戦い600万人もの犠牲者を出した。
日本は戦争特需で戦前経済水準に回復してしまった。北朝鮮が引き起こして朝鮮戦争のお陰で、日本の経済は立ち直ったのである。北朝鮮にとって、何のための戦争であったか。

 背後に北朝鮮と見られるサイバー攻撃が、韓国と米国に発生している。歴史のうねりを無視しての行動なのか。何のためのサイバー攻撃なのか。ただの、民間団体がこのような攻撃にでるとは考えにくい。

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サイバー攻撃「組織的に計画されたテロ」 韓国放送通信委員長
 韓国の崔時仲(チェ・シジュン)放送通信委員長は9日午前の記者会見で、青瓦台(大統領府)などへのサイバー攻撃に関して「組織的で長期的に計画されたテロ、戦争だとみている。認識を共有して対応すべきだ」と強調した。同委員長はインターネットにかかわる民間部門を担当する閣僚級ポスト。韓国政府として発信源を徹底追及して厳しい姿勢で臨む姿勢を示したものだ。
 崔氏は「テロ」「戦争」と断じる理由について「全国的で重要な機関が攻撃目標になっている」と説明。聯合ニュースは7、8両日に続き9日夕から3次攻撃が予想されると報じた。次の攻撃は24時間続く可能性があるという。
 韓国政府は9日午前、攻撃に悪用されたパソコンのネット接続を遮断するよう国内のインターネットプロバイダー業者に要請した。8日夜の時点で国内外2万9000台の感染パソコンが把握されている。(ソウル=尾島島雄)(12:31)
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韓国にサイバー攻撃 情報機関「背後に北朝鮮」
 【ソウル=尾島島雄】韓国の青瓦台(大統領府)や国防省などのインターネットサイトが7日に受けた大規模なサイバー攻撃に関し、韓国の情報機関、国家情報院が8日、「攻撃の背後に北朝鮮か北朝鮮に従う勢力があると推定している」と一部国会議員に説明したことが関係者の話で分かった。根拠は示していないという。一方、8日夜には2次攻撃とみられる障害が発生、韓国政府は警戒を強めている。
 国家情報院は攻撃に関連して「個人の単純な事件でなく、特定組織または国家次元で緻密(ちみつ)に準備、実行したとみられる」との見解を発表した。
 攻撃はホワイトハウスなど米国を含め26サイトに及び、青瓦台のホームページなど一部は8日午後も接続困難な状態が継続。聯合ニュースによると同日夕方から銀行や国家情報院サイバー安全センターなどのサイトが狙われており、2次攻撃とみられている。攻撃は外部から事前にプログラムが送られた多数の個人用パソコンが青瓦台などのサイトに同時にアクセス。システムをダウンさせる手法という。(07:00)
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米にもサイバー攻撃 官庁など、北朝鮮関与か
 米政府は8日、ホワイトハウスと主要官庁のウェブサイトが一斉にサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。4日の米独立記念日の祝日以降、不正アクセスが続き、接続障害が生じている。ニューヨーク証券取引所など民間サイトも標的となった。同時期に韓国でも類似のサイバー攻撃があり、北朝鮮の関与を疑う見方が浮上している。
 攻撃を受けたのはホワイトハウスと国防総省のほか国務、財務、運輸、国土安全保障の各省や大統領を警護するシークレット・サービスなど。国務省では8日も攻撃が続いた。
 マレン米統合参謀本部議長は同日の講演で「個人ハッカーなのか国家からなのかを問わず、サイバー攻撃への懸念を強めている」と語った。米政府はいずれかの国家が関与している可能性もにらんで発信元の調査を進めている。(ワシントン=弟子丸幸子)(12:00)

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石田ふたみ