『日々の映像』

2009年07月07日(火) 「借金」が「税収」を上回る 10年度当初予算


 報 道

「借金」が「税収」を上回る 10年度当初予算見込み、戦後初
                   2009年7月6日  日経

昨日米国発 金融危機関連情報で米カリフォルニア州が非常事態宣言
http://ameblo.jp/syogai1/entry-10294278076.html
のことを書いた。増税か公共サービスの削減か・・・これができなければ
カリフォルニア州は破産になるのだ。米国・カリフォルニア州の出来事を対岸の火事と見るべきでない。日本も10年度の当初予算見込みが「借金」が「税収」を上回る事態になっている。

日本の借金時計
http://www.team-nippon.com/
の通り日本の借金は1200兆円に近づいている。16年〜20年で2000兆円になるだろう。多くの人が国の財政破綻のイメージを持っている。しかし、財政破綻になった場合のシミレーションを持っている人は少ない。ロシアの国家破綻の事例を引用します。短く説明すれば、国家破産とはハイパワーインフレによって、国民の各家庭が破産することである。

国家破産ロシアの例
http://jap.qee.jp/Page03.html 

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「借金」が「税収」を上回る 10年度当初予算見込み、戦後初
                   2009年7月6日  日経
 景気低迷で国の税収が落ち込み、2010年度予算は戦後初めて、当初段階から国債発行収入が税収を上回る可能性が出てきた。09年度から2年続けて国の主要財源が「借金」という厳しい財政運営が続く。国債の大量発行は長期金利の上昇要因となり、景気回復の足かせとなりかねない。
 金融危機の影響で08年度に44兆円まで減った税収は09年度に一段と落ち込む。財務省は秋以降に編成する第2次補正予算で税収見通しを46兆円から下方修正する見通し。一方、景気対策のために09年度の新規国債発行額はすでに44兆円に膨らんでいる。税収が下振れし、国債を増発すれば年間で国債収入が税収を上回る。









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石田ふたみ