『日々の映像』

2006年09月04日(月) 老老介護はムリである

 今日の日々の映像に何を取り上げるかを迷った。1時間余りインターネットのアフガン問題などの国際的な配信記事を読んでいた。以前はここで国際問題を多く書いたが今は控えている。出来るだけ身近な問題にしようとの考えからである。

 以前もここで老老介護はムリであるとの趣旨を書いた。夫婦どちらかが身体的・知能的〈認知症〉に問題があったら、別に暮らすことが理想のように思える事件が起こった。

 2人暮らしの90歳の夫を殺害したとして、神奈川県警座間署は2日、座間市東原4、無職、八木ツルノ容疑者(86)を殺人の疑いで緊急逮捕した。容疑を認め、「夫婦が互いに耳が遠くなって、相手の話をうまく聞き取れないために口論が絶えなかった。こんな夫はいなくなればいいと思っていた」などと供述しているという。

 八木容疑者は同日午前4時ごろ、自宅1階居間で夫の四郎さんの胸十数カ所を千枚通しで刺し、四郎さんの口や鼻をポリ袋でふさいで死亡させたという。この夫はまさか60年以上も一緒に暮らしてきた妻に、千枚通しで刺し殺されるとは思わなかったことであろう。

 胸十数カ所をさしたというから痛々しい。それでも即死まで行かなかったようで口や鼻をポリ袋でふさいで死亡させたのだ。調べに対し、ツルノ容疑者は「(夫婦で耳が聞こえにくくなり)大声で話すうちに、よくけんかになり、暴力も受けた。疲れた」などと供述しているという。兎も角、老老介護はムリなのである。

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石田ふたみ