| 2006年03月02日(木) |
働く婦人は疲労困ぱいの人が多い |
過日の会合で村上市の若い婦人から、生々しい話を聞いた。簡単に言えば「パートでも働く場所がなくて困っている人が多い」とのこと。パート労働者は景気上昇の恩恵を全く受けていない。その具体的な例はパート賃金である。ここ10年間は時給750円〜800円と全く上昇していない。「正社員と同じように働くパート労働者に対し、正社員の賃金水準と比べ7割以下しか支払っていない企業が多い。」(2月20日・朝日)ことが、21世紀職業財団の実態調査で分かった。同水準だった企業は、7分の1程度に過ぎなかったという。
パート労働者は全国で約1200万人に達し、年々増加の傾向にあり、待遇面の格差が浮き彫りになっている。 夫も妻もパートというような家庭もあり、パート労働者と正規労働者との間に大きな格差が生まれている。いわゆる格差社会の縮図がここにある。正社員の賃金水準と比べ7割以下しか支払っていない企業が28%に達している。この調査は昨年の9月から10月に従業員5人以上の2821事業所から回答を得た内容である。
婦人の就労は職場・家庭の理解がないと、負担が実に大きいと思う。時事通信社の報道によると「20〜40代の働く女性にアンケートしたところ、6割以上が月経痛など女性特有の体調不良を経験しながら、過半数は「職場に相談しづらい」と考えていることが27日、日本産科婦人科学会などの調査で分かった」という。短く表現すれば働く婦人は「疲労困ぱい」している人が多いのである。一般的な疲労症状については「腰痛・肩凝り」で73.6%、「眼精疲労」で50.2%が「ある」と回答している。働く婦人は家に帰ってからも家事があり、家族全員で協力する習慣が必要であることはここで記述するまでもないことだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森934 2006年3月2日
ダイヤパレスのうどんの会 ここでの「うどんの会」はすっかり定着してしまった。多少合理化しているが12人分の「手づくりうどん」を作るとなるとかなりの手間がかかる。しかし、習慣になるとたいした負担感はない。自慢話しをするようだが、私の作るうどんの美味しさは、他に例を見ないのである。私がもし20歳若かったら、「一二三うどん」のチェーン店を作る動きをしたかもしれない。私の作るうどんが独特の美味しさ生む理由は、培養(発酵)の原理を応用しているからである。分かりやすく例をとれば、煮豆と納豆の違いに類似している。
副菜として前回はダイコンの酢づけであったが、今回は白菜づけであった。美味しい、美味しいといって、10人の婦人たちはかなりの漬物を平らげた。前回もこの作り方を説明したが、2.5%の塩で漬けてから、24時間以内に2回ほどかくはんする必要がある。そうでないと「塩味」と「ゆずの薫り」が満遍なく浸透しないのである。要は美味しい漬物も多少の手間をかけなければならない。今回は蕗のとう・たらの芽・などの天ぷら付きなので豪華版であった。振り返れば食のファンが出来ることは、人生の楽しみの一つと言えると思う。癒しの森の読者で、私の作るうどんに興味のある方は、我が家に招待して試食の機会を作りたいと思っている。
・手づくりの うどんを囲んで 笑顔あり 今日のメニューは 春の山菜
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